平成18年度京都府男女共同参画審議会 第5回後期施策検討部会の議事要旨
1 開催日時
平成19年2月6日(火曜日) 午前10時から正午まで
2 場所
京都府自治会館 4階会議室(京都市上京区)
3 出席者
【委員】
伊藤公雄委員、伊庭節子委員、中村正委員、古橋エツ子委員、向井仲和美委員
【事務局】
京都府
八島女性政策監、長濵女性政策課長、浜野京都府女性総合センター館長、女性政策課職員
【傍聴者】
なし
4 議題
「新KYOのあけぼのプラン後期施策の進め方について」意見書(案)の検討、取りまとめ
5 審議内容(結果及び主な意見)
<意見書の趣旨>
- 意見書をいただいた後、広報することを考えて冒頭に府条例に準じた前文を加えることについて了解。
<後期に重点的に取り組むべき事項の項目の順序>
- 当初は国の基本計画の掲載順としていたが、府施策として重点的に取り組んでいる地域力再生を強調するなどメリハリをつけ並べ替えたことについて、了解。
<女性の意欲を活かすチャレンジ支援>
- 女性チャレンジ支援策の取組経過の17年度の項目にある「女性チャレンジオフィス」の説明で「入居者を支援する施設」とあるが、起業・NPOの立ち上げが支援の内容であり「入居者」の部分は不要ではないか。
<地域づくり・観光における男女共同参画>
- 観光に関する数値目標は立てられないか、例えば観光協会の役職員数等。
- 民間団体の役職員数について、府が具体的な目標数値を立てるのは困難。女性の企画立案、方針決定過程への参画の促進という観点から本文に書き込むよう検討する。
<新たな分野への取組>
- 新たな分野として挙げている3項目について、府民に身近な防災・災害復興分野を最初に持ってくることは、府民にもわかりやすく了解。
<家庭・仕事・地域生活への調和への支援>
- 働き方の見直しの中で「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が使われているが、従来は仕事と生活の調和という意味で使われたが、今日では企業が生産性向上のための人材開発という意味で積極的に使われるようになってきている。
- 多様なライフスタイルに対応した子育て支援について、意見書では子育て支援や、家族、地域といった内容は十分書かれているが、介護も子育て同様に重点的に取り組む課題と考えるので、重点施策に書き加えてはどうか。
- 福祉、介護については現プラン本体に既に書かれており、今回の意見書はプラン策定後の状況変化により新たに書き加えるべき内容にポイントを絞っているので、あまり触れていなかったが、意見書全体を通じて文書に書き込む。
<男女の性差に応じた的確な医療の推進>
- 女性医師、助産師の復職への支援について、数値目標と本文への書き込みをしてはどうか。
<女性に対するあらゆる暴力の根絶>
- 外国人女性の人権侵害の取り組むべき具体的施策に、人身売買対策についても触れられないか 。
- 府内北部地域では、フィリピン、タイ、最近ではロシア人などの外国人女性の働く姿を目にする、言葉などの問題もあり外国人女性に対する人権侵害への取組は必要。
6 閉会
今回で部会での検討を終え、平成19年2月14日(水曜日)午後6時30分から第3回審議会を開催し、意見書案の最終取りまとめを行う予定。
7 問合わせ先
府民労働部女性政策課 企画・推進担当
電話075(414)4291