京都府医療審議会(令和6年1月22日開催)の審議概要
開催概要
令和6年1月22日(月曜日)15時から
開催場所
京都ガーデンパレス2階「葵」
出席委員
中川会長、松井委員、谷口委員、濱島委員、若園委員、清水委員、
三木委員、安岡委員、河上委員、松村淳子委員、中島委員、
守殿委員、野田委員、安井委員、中井委員、福居委員、任委員、
金村委員、八城委員、新野委員、岡山委員(21名)
審議の概要
会議の議題
審議事項
- 京都府保健医療計画の改定(最終案)について
- 医師の働き方改革に係る特例水準の指定手続きについて
- 病院の移転について(非公開)
報告事項
- 地域医療支援病院の運営状況について
- 病床不足圏域における病床整備状況
- 地域医療連携推進法人の認定について(非公開)
- 医療法人の設立・解散認可に係る審議概要(非公開)
公開・非公開の別
一部非公開
非公開・一部非公開とする理由
京都府情報公開条例第6条第1号または第3号に該当する事項が含まれるため。
※京都府情報公開条例第6条第1号:個人に関する情報
※京都府情報公開条例第6条第3号:法人等に関する情報
審議事項
京都府保健医療計画の改定(最終案)について
- 資料に基づき、京都府保健医療計画の最終案について審議。
主な意見
- 資料1-1整理番号11の災害医療におけるパブリックコメントについては「災害急性期における必要な医療提供体制の構築」を目指す方向の中で、急性期における難病患者あるいは透析患者に対しての医療を検討すべきという観点での意見と理解した。しかし、資料1-2の105ページ目標7について、記載の多くは要配慮者全体の避難計画等の医療体制よりも福祉体制の記載がメインになっており、パブリックコメントとの記載の中身が異なるのではないか。
例えば、資料1-2目標7の一番下段にある「個別避難計画の策定支援の取組を推進」というのは、福祉サイドの取組であり、医療計画の内容と異なるのではないか。災害急性期という観点からパブリックコメントを踏まえて修正された方がよいと考える。
【事務局】災害医療に関して、原子力災害では、有事の際は要配慮者支援センターを京都府健康福祉部に設置し、平時から医療機関を中心に計画を立てていただくこととなっている。ご指摘は、災害時における医療の部分の対応が不足しているのではないかと受け止めた。改めて内容は検討させていただきたい。
- 精神疾患における権利擁護や認知症(資料1-2の176ページ)について、高齢化に伴って認知症患者数が増えることは難しい問題。医療従事者としては安全配慮義務があるため、マットやセンサー設置などの対策を行うが、すべてをサポートできることは難しい。権利擁護は、身体拘束と医療従事者の安全配慮義務を含めた人権に対する配慮は適切なバランスが必要だと考える。可能な限り身体拘束をなくした上、安全配慮義務を順守できる体制が望ましいと考えるが、難しい課題であることをコメントとして認識いただきたい。
医師の働き方改革に係る特例水準の指定手続きについて
主な意見
- 医師等働き方改革検討部会での審議で指定を決定し、医療審議会には当該検討部会での審議結果を報告するとの進め方には疑問がある。検討部会での審議結果を医療審議会で報告を受けた後、医療審議会で指定を決定することが望ましいと考えるがいかがか。
【事務局】医療審議会でご審議いただくことで調整してまいりたい。
- 厚生労働省から1月15日に発出された通知に基づき、大学の附属病院等に勤務する教育・研究を本来業務に含む医師についての考え方が改めて示された。準備研鑽も含めて労働時間という新たな見解が出ているが、京都府立医科大学・京都大学はそれを踏まえて申請をしているのか。厚生労働省の見解を踏まえると、京都大学はB水準を申請していないが、そのあたりはいかがか。
【事務局】現在確認中であるが、京都大学は連携B水準を申請されると聞いている。
病院の移転について
- 件数:1件
- 医療機関名:社会福祉法人浩照会_伏見桃山総合病院
- 事務局案が承認された
報告事項
地域医療支援病院の運営状況について
病床不足圏域における病床整備状況
地域医療連携推進法人の認定について
- 地域医療連携推進法人の認定にかかるスケジュール等の報告。
- 件数:1件(予定)
医療法人の設立・解散認可に係る審議概要
- 京都府医療審議会法人部会での審議結果を報告。
- 設立及び解散認可の内訳
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令和5年4月 |
令和5年7月 |
令和5年10月 |
令和6年1月 |
設立 |
7 |
9 |
6 |
6 |
解散 |
2 |
0 |
5 |
1 |
配付資料