京都府医療審議会(令和5年11月20日開催)の審議概要
開催日時
令和5年11月20日(月曜日)15時から
開催場所
京都府医師会館310号室
出席委員
中川会長、松井委員、谷口委員、濱島委員、若園委員、清水委員、
三木委員、安岡委員、河上委員、豊田委員、中小路委員、中島委員、
守殿委員、野田委員、安井委員、中井委員、福居委員、任委員、
金村委員、八城委員、新野委員、岡山委員(22名)
審議の概要
会議の議題
審議事項
- 京都府保健医療計画の改定(中間案)について
- 同一法人内での病床の移転計画について(非公開)
- 有床診療所の開設者の変更について(非公開)
報告事項
- 外来医療における紹介受診重点医療機関の公表について
- 高度救命救急センター及び救命救急センターについて(非公開)
公開・非公開の別
一部非公開
非公開・一部非公開とする理由
京都府情報公開条例第6条第3号または第4号に該当する事項が含まれるため。
※京都府情報公開条例第6条第3号:法人等に関する情報
※京都府情報公開条例第6条第4号:審議、検討又は協議に関する情報
審議事項
京都府保健医療計画の改定(中間案)について
- 現在策定中の京都府保健医療計画の中間案について審議。
主な意見
- 「糖尿病の医療提供体制図」について、かかりつけ医等の表現と合わせるため、かかりつけ薬局をかかりつけ薬剤師に修正していただきたい。
- 看護師・准看護師・保健師・助産師について、新興感染症対応だけではなく、これから全世代型地域包括ケアを支えることになるため、あらゆるライフステージにおいて対応ができる質の高い看護職を育成するといった文言に修正いただきたい。
- 来年度からの6年間の計画期間の中で、医療動向や医療環境は変化していくと思われるため、その時々の状況に応じた検証は重要。
- 医療圏については、計画期間の6年間で患者アクセス等の状況が変わることもあり得ると考える。医療圏を単年度で議論することは難しいと考えるため、例えば、状況を見ながら時間をかけて議論をするのも方法の一つ。
- 歯科医師について、病院歯科医師の働き方改革について記載があるが、具体的にどのような施策を検討されているか。
【事務局】医療従事者については勤務環境改善の取組を実施しており、病院勤務の歯科医師についても勤務環境の改善等に努めてまいりたいと考えている。
- 今回の計画ではオーラルフレイルから始まり、フレイル等について、ライフステージに応じた予防の観点を記載いただいた。がん対策についても、受診率の向上の推進や特定健診やがん検診などを受けた後に、次の行動に繋がりにくいという状態をいかに改善するかの施策にも期待したい。
- 計画期間が6年間と決まっているため、その中でいかにアクションを起こしていくかが重要。施策効果が府民や受益者に実感いただけることにつながると思う。
同一法人内での病床の移転計画について
- 件数:1件
- 医療法人社団洛和会
- 事務局案が承認された
有床診療所の開設者の変更について
- 件数:1件
- 診療所名:医療法人優和会宮元産婦人科医院
- 変更前の開設者:医療法人優和会
- 変更後の開設者:医療法人財団今井会足立病院
- 事務局案が承認された
報告事項
外来医療における紹介受診重点医療機関の公表について
- 紹介受診重点医療機関について、令和5年8月に公表を行った旨の報告。
- 意見なし
高度救命救急センター及び救命救急センターについて
- 高度救命救急センター及び救命救急センターの公募状況等について報告。
配付資料