「京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン(仮称)」の策定に係る第2回委員会の開催概要について
平成18年8月3日に開催された流域下水道にかかる公共施設等の効果的な資産運用・管理プラン「京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン(仮称)」の策定に係る第2回検討委員会の概要を、下記のとおりお知らせします。
記
1 日時
平成18年8月3日(木曜日) 午前10時から正午まで
2 場所
平安会館「朱雀の間」
3 出席者
- 「京都の流域下水道・長寿・循環再生プラン(仮称)検討委員会」委員
小林座長、服部座長代理、市木委員、深町委員、細川委員、山本委員
- 事務局
土木建築部長、技監、理事、下水道課長、流域下水道事務所長ほか
4 委員会概要
(1)サービス水準の設定及び各種データの活用方法について
事務局から、府民目線のサービス水準の設定やデータの活用手法の考え方を説明。
(2)日本下水道事業団の事例報告
日本下水道事業団が静岡市との共同研究として手がけておられる「下水道におけるアセットマネジメント手法導入検討」状況について、細川委員から報告いただいた。
(3)主な議論要旨
- 府民目線のアセットマネジメントとするためには、下水道の専門的な内容よりも、むしろ府民に理解していただけるような内容として検討を深める必要がある。
- 専門的な内容と府民目線の間を取り持つような内容を設定の上、象徴的な言葉で説明することにより、京都府版のアセットマネジメントが表現できるのではないか。
- 下水道使用者である府民が、環境改善効果などの重要性について理解し、実感いただけるような仕組みづくりと啓蒙が必要。
- 京都府より下流域の上水道の水源に対して水質改善として貢献していることをうまく表現できないか。
- 下水道経営について、「現状では、下水道使用料だけでは賄えておらず、不足分について税金を投入していること」や、「アセットマネジメントにより、この税金を減らすことができること」などをはっきり知らせるべきではないか。
- 工場など排水等の水質の適正化が重要ではないか。府民ひとり一人が下水道の正しい使い方を認識していく必要がある。
(4)次回委員会の開催予定
平成18年9月14日(木曜日) 午前10時から正午まで