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京都府内の高速道路については、府域の南北縦貫軸となる京都縦貫自動車道や鳥取豊岡宮津自動車道の早期完成、中部圏と関西圏を結ぶ新たな国土軸となる第二名神高速道路などの整備が求められています。
京都府管理の道路は、主要地方道や一般府道の改良率(注1)が低く、地域の生活を支える道路整備など、道路の新設・改良が強く求められています。
注1 改良率:全道路延長に占める車道幅員5.5メートル以上の道路延長の割合
地域活性化にむけて道路空間の有効利用を求める声が高まると共に、府民による道路空間の美化活動などの取り組みが活発になっています。
京都府管理の橋長15メートル以上の橋梁は、1950年代から現在まで、年平均15橋程度が建設され、平成17年4月現在で569橋(橋梁延長:31,158メートル)となっています。
管理道路の延長は、近年大きな変化は見られないものの、舗装延長は高度成長期に急速に増加し、平成17年4月現在で2,091キロメートルとなっています。
今後、老朽化による損傷などが進行し、橋梁や舗装の大量補修時期を迎え、維持管理費が増大することにより、道路の新設・改築に関する投資(新規建設投資)が大幅に減少することが予測されます。
一方、土木事業費は年々減少し、平成16年度はピーク時(平成10年度)の50%以下まで落ち込んでいます。
また、道路沿いのスペースや、橋桁の下など、現状では必ずしも有効に活用されていない部分があります。
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