京都府伝統産業優秀技術者表彰について
目的
府内の伝統産業に従事し、優れた技術をもって、多年にわたりその振興と発展に寄与した方々を表彰し、併せて後継者の育成を図ります。
要件
- 年齢が満60歳以上であること
- 府内において同一の業種に30年以上従事していること
- 熟練した優秀な手仕事の技術を有し、他の技術者の模範となっていること
除外規定
- その技術をもって、過去に叙勲又は国家褒章を受けた者
- 卓越した技能者として厚生労働大臣表彰(労働大臣表彰)を受けた者
- 文化財保護法に基づく重要無形文化財の指定を受けている者
- 京都市伝統産業技術功労者
- 伝統的工芸品産業振興協会伝統的工芸品産業功労者
- 刑罰を受けている者又は現在係争中の者
制度の経過
- 昭和36年度創設
- 昭和36年度から令和6年度まで1,319名を表彰
- 令和6年度の表彰
令和6年11月20日(水曜日)にANAクラウンプラザ京都で開催した表彰式において13名を表彰
京都府伝統産業優秀技術者として京都府知事表彰を受彰された方が、様々な業種・分野の垣根を越えて交流を深め、互いに研さんし合いながら、京都の伝統産業の発展のため結成された団体です。
- 設立:昭和46年6月1日
- 代表者:会長 大野 信幸(平成20年度表彰 友禅師)
- 会員数:215名(令和6年7月1日現在)
- 事業:「京の名工展」の開催(京都府と共催)など
- 京都府匠会のページ
展覧会の開催
毎年秋には、「京の名工展」として京都府伝統産業優秀技術者の作品の展覧会を開催しています。