循環型社会をめざして 私たちと産業廃棄物
産業廃棄物って何でしょう?
産業廃棄物は工場や事業所から出るものなので、消費者である私たちには関係がないことだと思っていませんか。でも、産業廃棄物は、実はみなさんの生活に深く関係しています。
みなさんの暮らしの中には工場製品があふれています。例えば、お菓子・ジュース、洋服、トイレットペーパーなど。
普段できあがったものしか目にしていませんが、これらの製品を作ったり、売ったりするときに、たくさんの産業廃棄物が出てきます。
20世紀、わたしたちの社会は、物をたくさん作り、どんどん使ってはごみに出すことが当たり前の生活でした。
でも、環境や資源には限りがあります。将来も安全でゆたかに生活できる社会を守っていくためには、環境や資源を大切にする「循環型社会」に変えていかなければなりません。
産業廃棄物の処理と言えども事業者だけにまかせておけばいいというわけではなく、私たちも循環型社会の担い手として物を大切にして長く使う、新しい物を買いすぎないといったことを通じて、産業廃棄物を減らすことができます。
産業廃棄物って何でしょう?少し学んでみませんか?
そして、みなさん一人一人が環境や資源を大切にするためにできることを考えてみましょう。