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令和5年11月28日火曜日、GOCONC(京都リサーチパーク内)にて「『ロボット共生カフェ』セミナー・配膳ロボット導入から始まる人と共生型ロボットによる新たなサービス」(外部リンク)を開催しました。配膳ロボットの導入により、働き手とサービスの受け手双方の満足度のあがった事例を紹介し、導入に興味のある企業・施設などの関係者が参加し、セミナーと交流会が行われました。
京都府のロボット振興の取組みや今回のセミナーの目的について、京都府ものづくり振興課の担当から説明(外部リンク)がありました。
最初に、谷口けん氏(株式会社FUTURE 代表取締役社長)から初めてロボットを導入した経緯や、配膳ロボットの導入事例として、飲食業以外の商店街やホテルなどの使い方(ルートの策定含む)や導入効果について、未来のロボットのあり方も含めてお話をいただきました。
次に、大野世光氏(株式会社チャーム・ケア・コーポレーション 教育研修部副部長兼介護DX推進課長)からロボット導入時の人が使うための工夫や、ロボット導入後の実際の効果(仕事の見直しによる時間創出)について実例を踏まえてお話をいただきました。
最後に、本多展大氏(小川珈琲株式会社 総合開発部企画開発課係長)からロボット導入による付加価値創造について、導入したロボットが単純労働の役割を担うことで10秒の余裕が生まれることになり、その結果、従業員と顧客の会話が生まれる(人の価値を高める)ことに繋がる事例を実際のカフェ運営の様子を踏まえながらお話をいただきました。
上記3名の登壇者に、足立毅氏(KRP理事 地域開発部長)がモデレーターとして加わり、配膳ロボットのより詳しい導入効果について、質問形式による意見交換(外部リンク)が行われました。ロボットを導入するだけでは人が削減できるというわけではなく、現場の仕事のやり方に創意工夫が必要というお話や、導入先の施設においてロボットに愛着のある名前をつけて一緒に仕事をする仲間とするなど、本セミナーのテーマである「人」と「ロボット」の共生について活発なトークセッションが行われました。
セミナー終了後、有志参加者による懇親交流会が同会場で開催されました。講演者と参加者の交流が積極的に行われ、盛況のうちに交流会を終了しました。引き続き、ロボット共生カフェプロジェクトの取組みにご期待ください。
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