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(令和5年10月11日、ものづくり振興課 濱田)
令和5年度起業支援事業費補助金を活用して起業を目指す児玉さんが、舞鶴市室牛にブルーベリー観光農園の開業に向けて準備しておられます。令和6年6月プレオープン!
準備中のブルーベリー観光農園
所在地:京都府舞鶴市字室牛
――室牛に到着しました~!周りがとても自然豊かで落ち着きますね。
児玉)室牛地区は舞鶴東ICから車を走らせて15分程度の、舞鶴市の大浦地区に位置しており豊かな自然環境が広がる農村です。
令和4年から、音楽プロデューサーの宗本康兵さんの呼びかけで、俳優・歌手の南野陽子さんをはじめとする音楽アーティスト5人が、室牛において米作りをされており、2年目となる今年も、室牛の住民や小学生と一緒に田植えや稲刈りに取り組んでおられます。同時に、テレビやSNSなどで、室牛の魅力を発信いただいております。
<朝日新聞 令和5年5月29日>
https://www.asahi.com/articles/ASR5X76F9R5RPLZB00X.html(外部リンク)
室牛地区をはじめ舞鶴市の住民に感謝を込めて、宗本さんや南野さんは、舞鶴をイメージした曲を制作されました。去る9月2日、赤れんがパークでのコンサートステージにおいて、宗本氏、南野氏の両名から、鴨田舞鶴市長へ贈呈されています。
曲名は「飛揚(ひよう)~再会の似合うまち舞鶴~」
<Yahoo!ニュース 令和5年9月14日>
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c28ef2f6ae832f292caf5cae93f5290bb2f406(外部リンク)
――曲まで制作していただくとは・・すごいですね。室牛地区の皆様がとても温かく迎えいれていただいているのだと思います。
児玉)ただ、徐々に居住者が減少し、現在は7世帯16名の過疎地域となっております。出身が室牛なのですが、住民の高齢化が進み、将来の地域存続の危機感を抱いておりました。
児玉)実は、私は前職が舞鶴市役所職員でして、地域では、自治会長や農事組合長、消防団長、八幡神社、観音寺、各種組合の役員などを歴任し、舞鶴市のまちづくりだけでなく、地域のさまざまな取組に携わっておりまして、この生まれ育った室牛や周辺地域を盛り上げるべく、早期退職をして起業をしようと決意しました!
地域の方はもちろん、舞鶴市の大浦活性化センターや商工会議所などからも開園に向けて応援いただいております。
――素晴らしい意気込みです!そもそもブルーベリー観光農園ってどのようなことが体験できるのですか?
児玉)2400平方メートルの敷地に広がる観光農園では、30種類以上のブルーベリー約600本を栽培しています。完熟ブルーベリーをお客様ご自身で採っていただき、その場で召し上がっていただく観光農園として開園準備を進めております。
自家製のハーブを拡張し、小さなハーブ園も併設する予定でして、休憩所も作ってちょっとした飲食スペースを作りたいな・・・・など開園に向けて準備しているところです。
ブルーベリーはスーパーフードと言われ、日本国内でも健康食品として注目されていますが、市場の大半は輸入に頼っているところです。そして、ブルーベリーは追熟しないので、本観光農園にぜひ足を運んでいただき、完熟した美味しいブルーベリーを堪能していただきたいです。
――ブルーベリーの種類ってそんなに多いのですね!スーパーだと1種類しか販売されていない気がしますし、そもそも国産のブルーベリーもあまり見かけないです・・
京都舞鶴で育った完熟ブルーベリーをその場で食べる楽しみは、室牛で体験できるとのことなのですね!
児玉)先日、観光農園の名称が決定しました。「ブルーベリーバレーまいづる」です。
室牛は、大浦地域の河辺というエリアの真ん中に位置しており、河辺谷とも呼ばれております。美しい山並み、河辺谷の小さな村の農園という意味から「谷」=「バレー valley」を名付けました。
小鳥のさえずりが毎日響き渡る緑に包まれ、穏やかに広がる山々は、四季折々の表情がとても綺麗です。ぜひ、その景色を見ながら京都舞鶴で育った完熟ブルーベリーをお召し上がりください。
――開園が待ち遠しく、今後の展開がとても楽しみですね。開園したらまたお伺いさせていただきます!
開園に向けた新情報を発信しております。
ブルーベリーバレーまいづる(ホームページ(外部リンク))
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