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私たちの周りの土や石の中には、わずかですが、放射線を出す物質(放射性物質)があり、また、宇宙から来る放射線もありますので、日常生活のなかでも、少しずつですが被ばくをしています。
放射線は体の細胞を傷つけますが、私たちのからだにはその傷を修復する仕組みがあり、日常生活で受けるくらいの放射線の量では健康被害がでないように調節しています。
国の発表によれば、避難地域、屋内退避地域の皆さんの衣服から健康に影響が出るような量の放射線が検出されたことはありません。
従って、事故で避難をされた方と、お話しをされたり、一緒に生活しても、健康被害を生じることはありません。
不確かな情報や、人のうわさ、風評に惑わされず、正しい知識と情報を得て、被災された方に温かく接しましょう。
なお、放射線の健康への影響については
放射線医学研究所(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)(外部リンク)
のホームページ等もご参照ください。
このメッセージは、財団法人放射線影響研究所広島研究所疫学部長 小笹晃太郞先生と京都大学原子炉実験所教授 三澤毅先生に御意見をお聞きしてとりまとめたものです。
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