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京都府では、令和元年7月31日付けで、京都府若者の就職等の支援に関する条例に基づき、若者の雇用に積極的に取り組んでいる株式会社クレバー様を「京都わかもの自立応援企業」に認証いたしました。
同社は、当時離退職を繰り返されていた女性Aさんを正規職員として採用し、Aさんは現在も活躍されています。若者の積極的な雇用や働きやすい職場環境づくりに取り組んでおられる同社代表取締役 山本様にお話を伺いました。
企業名:株式会社クレバー
所在地:〒616-8167
京都市右京区太秦大藪町14-76
業務内容:内装仕上工事業
住宅・店舗・オフィス建築の内装工事をはじめ、
窓廻り工事やカーテン工事の提案、施行を行っています。
代表者:山本 潤三
従業員数:13名
彼女の仕事に対する姿勢、特に積極性に変化が見られます。現在、新たなプロジェクトを進めているところで、彼女の持つ視点や発想を取り入れるために、プロジェクトメンバーに加わってもらっており、大いに活躍してもらっています。この業界で初めて働かれるからこその新鮮な意見には、メンバーも気づかされることが多いですね。
我々としては、彼女のみならず、個々の従業員の能力が発揮できる場を提供してあげることが大切だと考えています。誰しも得意なことや関心を持って努力していることがある中で、それを活かせる環境を作らないことには、従業員のモチベーションが低下し、これから業界を支えていく若者を確保することが難しくなり、業界の衰退にも繋がりかねないと思っています。
ステップアップ制度を導入しています。マナー・準備作業・作業手順・技能の4カテゴリー(約200項目)に分類した評価シートを元に年2回親方が査定し、その評価が給与に反映される仕組みになっています。給料体系を透明化し、自分が評価されている部分や不足している部分を明確にすることにより、従業員の成長、モチベーションの維持・向上に役立てています。
人それぞれ育ってきた環境や関わってきた人が異なるので、一概に言えないものだと思っています。ただ、どのような仕事をする上でも、自分の夢や目標が見つからないことにはやりがいは生まれないものだと思っています。企業としては、夢や目標を考える機会を提供してあげることが大切だと思っています。
現在、事務作業のマニュアル化を進めているところです。例えば、作業員が怪我をしたり、女性の出産・育児等で、内勤でしか働けない場合や別の従業員が緊急で対応する必要がある場合など、マニュアルを作って作業ノウハウの見える化をしておくことで解決できると考えています。誰もが柔軟に働ける職場環境を作ることが非常に大切なことだと思っています。
誰もが笑いながら働き続けられるような職場環境づくりに取り組み従業員が日々やりがいを感じ続けられるようにサポートしていきたいと思っています。
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