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歴彩館一部オープニング記念事業のひとつとして、洛中・洛外図に描かれた、室町期(戦国期含む)の京都の都市の様相から、京都の文化について、海外の研究者も交えて講演及びディスカッションを行います。
※返信(参加証)はがきは送付いたしません。直接会場へお越しください。
※定員を超えたお申込みがあった場合のみご返信いたします。
※土・日は休館日(一部オープン期間中)ですが、参加の方のみ入館いただけます。
マシュー・スタブロス MatthewStavros氏 オーストラリアシドニー大学准教授(講演、パネリスト)
米国生まれ、ミシガン州立大学を卒業後、日本国外務省に勤務。外務省を退職後、京都大学大学院工学研究科を経てプリンストン大学博士課程修了。中世日本都市史が専門。史学博士。2005年より、豪シドニー大学の日本学研究科・アジア研究科准教授。また、東京大学史料編纂所の客員研究員(2009)、京都大学人間・環境学科の客員准教授として勤めた。著書Kyoto:AnUrbanHistoryofJapan’sPremodernCapital(2014,UniversityofHawai‘iPress).
川嶋 將生 氏 立命館大学 名誉教授(講演、パネリスト)
1942年生まれ。京都市史編さん所、聖母女学院短期大学などを経て、立命館大学文学部教授。日本文化史が主な研究対象。著書『中世京都文化の周縁』(思文閣出版)・『上杉本洛中洛外図屏風を見る』(共著、河出書房新社)・『「洛中洛外」の社会史』(思文閣出版)・『室町文化論考―文化史のなかの公武―』(法政大学出版局)・『祇園祭―祝祭の京都―』(吉川弘文館)ほか
山田 邦和 氏 同志社女子大学現代社会学部 教授(コーディネーター)
1959年生まれ。専門は考古学。考古学をメインとしながら文献史学、歴史地理学などを総合した京都都市史の再構成をめざしている。主な著書に、『京都都市史の研究』(吉川弘文館)、『日本中世の首都と王権都市』(文理閣)、共著に『歴史家の案内する京都』(文理閣)、『室町政権の首府構想と京都―室町・北山・東山―』(文理閣)など。
三枝 暁子 氏 東京大学大学院人文社会系研究科 准教授(パネリスト)
1973年生まれ。専門は日本中世史。主に京都の寺社史料を素材として、寺院社会および都市社会の構造について分析をすすめている。主な著書に『比叡山と室町幕府―寺社と武家の京都支配―』(東京大学出版会)、『京都天神をまつる人びと―ずいきみこしと西之京―』(岩波書店)、共著に『京都の歴史を歩く』(岩波新書)など。
お問い合わせ
文化生活部文化政策室 京都学・歴彩館
京都市左京区下鴨半木町1-29
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ファックス:075-791-9466