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経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)
経歴
平成27年4月 障害者支援課
平成31年4月 森の保全推進課
令和4年5月 山城広域振興局 企画・連携推進課 現在
学生時代を京都府で過ごす中で、北部から南部まで地域ごとの様々な特色に魅力を感じ、京都府で人の生活を支える仕事に携わりたいと思ったからです。民間企業のように特定の顧客をターゲットにするのではなく、京都府民の方を対象にあらゆる方面から行政サービスを実施する公務員という仕事に興味を持ちました。
山城広域振興局管内の文化振興や広報活動を担当しています。広報活動では、毎月、管内を担当する新聞記者と懇談会を開催し、情報交換を図っています。振興局内のイベントや取組を記事にしていただくことで、府民の方に府政を知っていただくきっかけを増やしたいと考えています。記者の方々との信頼関係を築くため、日頃から円滑なコミュニケーションを図るよう心掛けています。
弦楽器(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)を演奏する子どもたちが、海外でも活躍する一流の音楽家から直接指導が受けられる「やましろミュージックキャンプ」に携われたことです。令和4年が初めての開催で、参加者募集から当日まで手探りの連続でしたが、最終日に実施した子どもたちによるミニコンサートでは、一体感のある素晴らしい演奏が披露され、感動で鳥肌が立ちました。
自分の意見や考えを反映しやすいと感じました。広報活動において、これまで管内の報道機関への記者発表の方法を不具合の多かったFAXからメールに変更するように上司に提案を行い、認めてもらえたことがありました。今ではメールで記者発表することが当たり前になり、記者の方々とのやりとりもスムーズになったと感じます。
仕事をしていると、周囲の声が聞こえなかったり、動きが見えていなかったりするなど、ついつい前のめりになってしまう瞬間があります。余裕がないとミスにつながりかねないので、忙しくても気持ちに余裕を持って仕事をするよう心掛けています。
料理をすると気持ちが切り替えられるので、簡単なものでもなるべく自炊するようにしています。休日は少し手の込んだ料理を作ってみたり、新しいメニューにチャレンジしたり。残念ながらあまり上達はしていませんが、仕事とプライベート、オンとオフの切り替えになっています。
試験対策に向けた勉強も大切ですが、学生のうちにできるだけたくさんのことを経験してみてください。京都府職員として携わる仕事は本当に幅が広いので、意外なところで皆さんの経験が生かせることがあります。私は学生時代に、たまたまバスで乗り合わせた視覚障害のある方を、初めて自分から声をかけ駅までサポートしたことがあります。その後、障害者支援課で働いていた時には、視覚障害のある方に「案内がスムーズだね」と褒めていただきました。何がきっかけになるかはわかりません。小さなことでもいいので、色んなことにチャレンジしてみてください。
(令和5年1月取材)
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