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平成22年6月24日府庁旧本館前で撮影 |
府庁旧本館の装飾のモチーフとなっている植物「アカンサス」。古代ギリシア以来、アカンサスの葉は建築物や内装などの装飾のモチーフとして使用されており、特にギリシア建築のオーダーの一種「コリント式オーダー」はアカンサスを意匠化した柱頭を特色としています。絨毯の柄にもしばしば用いられており、ビザンチンリーフとして知られています。
大型の常緑多年草で、原産は地中海沿岸。深い切れ込みがある葉は光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになります。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつけます。花弁は筒状で、色は白、赤などがあります。
ギリシアの国花であり、花言葉は「芸術」「技巧」「巧みさ」「離れない結び目」など。
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