ここから本文です。
このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!
フラグミペディウム コバチ―
Phragmipedium kovachii
ラン科
ペルー原産。標高約2000メートルの石灰岩地帯の崖に自生する。2002年に発見されたランで、種名は発見者のマイケル コバック氏にちなむ。花の大きさは径15センチほどあり、フラグミペディウム属の中では最大級の大きさである。ラン室にて見頃は12月下旬まで。
ドラクラ サウリー
Dracula saulii
ラン科
ペルー原産。2006年に発見された珍しい小型の着生ラン。ドラクラ属は南米の冷涼多湿な雲霧林に自生するため、温室内で、13度から23度程度の室温で多湿になるように環境を整え栽培管理している。
ヤツデ
Fatsia japonica
ウコギ科
本州~九州に分布。花は白色で、径5㎜。花弁は5個。花柱は4~6本。花序軸に軟毛がまばらに生える。果実は翌年の5月に黒く熟す。俳句では八手の花、花八手は初冬をさす季語。園内各所にて見頃は1月上旬まで。
十月桜
Cerasus ×subhirtella ‘Autumnalis’
バラ科
マメザクラとエドヒガンの種間雑種の栽培品種。秋から春にかけて咲くコヒガンのなかで花が八重咲のものを十月桜として分類している。桜林にて見頃は来春まで。
クニフォフィア ‘クリスマスチアー’
Kniphofia 'Christmas Cheer'
ワスレグサ科
野生種は主に南アフリカ原産。クニフォフィア属の多くは6月から10月頃に開花するが、本種はクリスマスチアーの名前が表すように、現在見頃を迎えている。北山ワイルドガーデンにて見頃は12月下旬まで。
スノードロップ
Galanthus cv.
ヒガンバナ科
東ヨーロッパ原産。例年は降雪の多い2月から3月にかけて開花盛期を迎えるが、本年は12月下旬現在、すでに群落として開花が見られる。球根ガーデン西側にて見頃は3月上旬まで。
オキナワスズメウリ
Diplocyclos palmatus
ウリ科
アメリカ大陸を除く熱帯、亜熱帯地域に広く分布する。白く縦縞が入った特徴的な果実は、熟すと赤くなるが、食べられない。四季 彩の丘にて見頃は1月上旬まで。
マンリョウ
Ardisia crenata
サクラソウ科
本州(関西以西)から南西諸島、朝鮮半島・中国・インドに分布する。同じく赤い実をつけるセンリョウ科のセンリョウとアカネ科のアリドオシと合わせて、「千両万両有り通し」として新年の金運を願う縁起物として珍重される。植物生態園にて見頃は1月下旬まで。
お問い合わせ
文化生活部文化生活総務課 植物園
京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
ファックス:075-701-0142