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おすすめ情報 (令和6年12月6日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

デンドロビウム06

デンドロビウム デアレイ
Dendrobium dearei
ラン科
フィリピン原産。茎は長さ60から90センチになり直立する。純白の花には淡い爽やかな香りがあり、その清楚で美しい姿から「シロタエセッコク」の和名で呼ばれる。ラン室にて見頃は12月中旬まで。

 

アラマンダ06

ヒメアリアケカズラ
Allamanda schottii
キョウチクトウ科
熱帯アメリカ原産。他種はつる性で大型のものが多いが、本種は全体的に小型で低木状に生育するので、鉢植えなどでも栽培できる。花もアリアケカズラ(A. cathartica)に比べて小さい。アナナス室にて見頃は6月下旬まで。
 

樹林地では

メタセコイヤ062

メタセコイヤ
Metasequoia glyptostroboides
ヒノキ科
中国南西部に分布。葉は側枝に対生する。葉身は長さ2から3センチ、幅約1ミリの扁平な線形。秋になると黄褐色に色づき、側枝ごと落ちる。化石でしか知られず絶滅したと考えられていたが1945年中国で発見された。針葉樹林にて見頃は12月中旬まで。

 

クスノキ果実06

クスノキ(果実)
Cinnamomum camphora
クスノキ科
本州から沖縄の暖地に見られるが、九州以北のものは真の野生かどうかわかからない。果実は液果で球形、黒紫色に熟し、表面には光沢がある。種子は球型でへそ状の突起がある。当園創設時に植栽されたくすのき並木は当園のヘリテージツリーとして位置づけられている。見頃は12月中旬まで。

花壇では

スノードロップ06

スノードロップ 
Galanthus cv.
ヒガンバナ科
東ヨーロッパ原産。一般に「スノードロップ」と呼ぶ場合は属全体(Galanthus属)をさす。平年は降雪の多い2月から3月が開花時期だが、本年は11月下旬から開花が見られる。北山ワイルドガーデンにて見頃は3月上旬まで。

 

ハボタンベニクジャク

ハボタン ‘紅くじゃく’
Brassica oleracea  ‘Beni Kujaku'
アブラナ科
野生種はヨーロッパ原産。切れ込みが細かく外葉のグリーンと赤い着色部の調和が美しい園芸品種。耐寒性が強く抽苔が遅いため、1月初旬から早春までの花壇に最適。北山ワイルドガーデン、植物園会館前花壇にて見頃は2月まで。

四季 彩の丘・植物生態園などで

アンドウカン06

安藤柑
Citrus ‘Andoukan’
ミカン科
和歌山県田辺市上秋津から植樹。生物学者南方熊楠が毎日ジュースにして愛飲し、普及を試みたことからミナカタオレンジとも呼ばれる。現在では幻の柑橘とされるほど生産量は少ない。四季 彩の丘にて見頃は12月中旬まで。

 

フユイチゴ06

フユイチゴ(果実)
Rubus buergeri
バラ科
本州から沖縄、朝鮮半島南部・台湾・中国に分布。全株に毛が生え、這うように伸びる。キイチゴ属は夏に熟するものが多い中、冬に熟するため名づけられたとされる。酸味が強いが食用になる。植物生態園にて見頃は12月中旬まで。

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142