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こちらでは現在見頃の植物を紹介しています
花の回廊「第6回早春の草花展」開催中です。
会期は平成23年2月18日(金曜)から3月21日(月曜・祝日)まで。
北山門広場特設会場にて(特設会場の
入室は午前10時から午後4時までとなります)。
今年の会場の風景です。期間中延べ約150種400品種20,000株を展示します。
ラッセル ルピナス
Lupinus polyphyllus Hybrids
マメ科
マーガレット
Chrysanthemum frutescens cvs.
キク科
フリージア
Freesia cvs.
アヤメ科
ストック ’キスミーローズ’
Matthiolo incana ’Kiss Me Rose’
アブラナ科
ヒメキンギョソウ ’エローヘロン’
Linaria maroccana ’Yello Heron’
ゴマノハグサ科
ワスレナグサ
Myosotis sylvatica cv.
アブラナ科
サルビア アルゲンテア ’アルテミス’
Salvia argentea ’Artemis’
シソ科
ロベリア ‘アクアブルー’
Lobelia erinus ’Aqua Blue’
キキョウ科
スノードロップ
Galanthus nivalis
ヒガンバナ科 (北山ワイルドガーデン南側ケヤキ下)
ハボタン
Brassica oleracea var.acephala
アブラナ科 (正面花壇)
バウヒニア ウァリエガタ
Bauhinia variegata
マメ科 (ジャングルゾーン)
中国南部原産。高さ5から10メートルになります。花は美しい紅紫色で芳香があります。花がランを想わせるのでオーキッドツリーとも呼ばれます。
ソランドラ グランディフロラ
Solandra grandiflora
ナス科(ジャングルゾーン)
メキシコ、ジャマイカ原産のつる性低木。高さ5から6メートルになります。花は長さ約25センチで、咲きはじめは帯紫白色、時間の経過とともに黄褐色になります。
トリプラリス クミンギアナ(雌株)
Triplaris cumingiana
タデ科 (ジャングルゾーン)
コスタリカからエクアドル原産。花は目立たず、萼片が赤く美しくなります。萼は結実後も残り、翼となって飛散します。雌雄異株で雌花が大きく美しいのですが、雄花は白く小さく地味です。ジャングルゾーンとアナナス室にそれぞれ雌雄株とも植わっています。
テコマンテ デンドロフィラ
Tecomanthe dendrophila
ノウゼンカズラ科 (ジャングルゾーン)
ニューギニア原産のつる性植物。花は筒状で、先端は5裂します。花筒部は朱赤色で花冠部は黄色となります。
ムッサエンダ プベスケンス
Mussaenda pubescens
アカネ科 (ジャングルゾーン)
中国の長江以南の諸省に分布します。花弁状のガク裂片は白色の楕円形で長さ約5センチ。花は橙黄色。
スティフティア クリサンタ
Stifftia chrysantha
キク科 (ジャングルゾーン)
ブラジル原産。常緑の低木。橙黄色の小花が集まってそれぞれが黄色の冠毛を伸ばして咲きます。その冠毛は長期間とどまるので長く楽しめます。むしろ冠毛だけになってからの方が美しく観賞価値があります。頭状花は径約10センチ。スティフティア属はブラジルで7種が知られています。
ルエリア コロラタ
Ruellia colorata
キツネノマゴ科 (ジャングルゾーン)
ブラジルのアマゾン、コロンビア南部、エクアドル、ペルーの森林内原産。高さ1.5メートルほどになる低木状の多年草で、茎の先端に赤色の苞を4列つけます。緋赤色の花は苞の基部に1から2花がつきます。
サラカ タイピンゲンシス
Saraca thaipingensis
マメ科 (ジャングルゾーン)
タイ、マレー半島原産の高木で、高さ10メートル近くになります。花は花弁がなく、ガクが黄色に色付いて花弁状となります。ガクの候部は赤色。花後の果実は狭長楕円形の豆果で、淡い紫色になります。
ブラウネア アリザ
Brownea ariza
マメ科 (ジャングルゾーン)
ペルー原産。高さ6から20メートルになる高木です。花序は腋生または頂生で直径約15センチになります。花色は深紅色です。
コクリオステマ オドラティッシムム
Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科 (ジャングルゾーン)
コスタリカ、パナマ、エクアドル原産。大型の多年草で着生種。葉はロゼット状で、基部は鞘状に重なります。ランに似た花は腋生の集散花序につきます。ガク片は3個で淡い桃色、花弁も3個で青紫色となります。
フレイキネティア ムルティフロラ
Freycinetia multiflora
タコノキ科 (ジャングルゾーン)
オレンジ色の苞が鮮やかです。たくさん花がついているので、木が燃えているようです。フィリピン原産。英名をクライミングパンダナスといいます。木本性のツル植物です。フレイキネティア属は約180種が知られています。タコノキ属に似ますが果実が液果状になることが異なっています。
エラチオールベゴニア
Begonia x hiemalis
シュウカイドウ科 (鉢物展示室)
カランコエ
Kalanchoe cvs.
ベンケイソウ科 (鉢物展示室)
ラン室ではシンビディウム、コチョウラン、デンドロビウム、オンシディウムを中心にした展示を行っています
カクチョウラン
Phaius tankervilleae
ラン科 (ラン室)
沖縄列島、東南アジア、オーストラリア原産の地生ラン。
ソシンロウバイ
Chimonanthus praecox ’Concolor’
ロウバイ科(盆栽展示場道挟んで東側)
強い芳香があり、花被の内片も黄色になります。
シナマンサク
Hamamellis mollis
マンサク科(大芝生地南側)
中国原産で、高さ3から7メートルになります。本属では最も花が大きく、美しいので良く栽培されます。花は香りが強く、黄金色で基部は赤色または赤褐色。
ツバキ園ではいくつかの品種が開花しています。
ツバキ ’梅ヶ香’
Camellia ’Umegaka’
ツバキ科(ツバキ園)
ツバキ ’紅侘助(べにわびすけ)’
Camellia ’Beni-wabisuke’
ツバキ科(つばき園)
ツバキ ’数寄屋(すきや)’
Camellia ’Sukiya’
ツバキ科(つばき園)
フクジュソウ
Adonis ramosa
キンポウゲ科(植物生態園)
朝に明るい日差しがあたると花が開き、日が落ちる頃になると閉じることから感光性の植物と思われていますが、実際は熱を感じて開花しています。
セツブンソウ
Eranthis pinnatifolia
キンポウゲ科(植物生態園)
主に石灰岩土壌の落葉樹の下に好んで自生し、栃木県以西の本州で石灰岩地帯に多く分布しています。和名の由来は節分の頃に開花することから。セツブンソウ属で日本産のものは本種のみで他はヨーロッパ、アジアの温帯に分布します。
バイカオウレン
Coptis quinquefolia
キンポウゲ科(植物生態園)
本州中南部、四国に分布します。葉は掌状に5裂し、花は両性で1個つき5萼片が白色の梅花状になります。花弁は退化して黄色の蜜腺になります。花期は4から5月。地下部は細く薬用にはなりません。
オウレン
Coptis japonica
キンポウゲ科(植物生態園)
本州、四国、九州の山中樹林内に分布します。重要薬用植物でその根茎は黄連と呼ばれます。解熱、消炎、降圧などの効果があるとされています。
宿根草・有用植物園のミニハウスでは、やや耐寒性があり冬から春に開花する球根類などの鉢物を展示しています。
カナリア カナリエンシス
Canaria canariensis
キキョウ科
カナリー諸島原産。
ヘレボルス デュメトルム
Helleborus dumetorum
キンポウゲ科
ヘレボルス クロアチクス
Helleborus croaticus
キンポウゲ科
ヘレボルス チベタヌス
Helleborus chibetanus
キンポウゲ科
ヴェルセミア ブラクテアタ
Velthemia bracteata
ユリ科
南アフリカ原産。
グラジオラス リリアケウス
Gladiolus liliaceus
ユリ科
3月はアネモネです。
2月の答えは「南アフリカ」です。
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文化生活部文化生活総務課 植物園
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