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こちらでは現在見頃の植物を紹介しています
ベニバナサルビア ‘フォレストファイアー’
Salvia coccinea ’Forest fire’
シソ科(北山ワイルドガーデン)
アガスタシェ ‘アプリコット‘
Agastache ’Apricot’
シソ科(北山ワイルドガーデン)
アノダ
Anoda cristata
アオイ科(北山ワイルドガーデン)
アゲラタム ‘ブルーマリー’
Ageratum houstonianum ’Blue mary’
キク科(北山ワイルドガーデン)
アフリカンマリーゴールド ‘ディスカバリーオレンジ’
Tagetes erecta ’Discovery orange’
キク科(北山ワイルドガーデン)
アフリカンマリーゴールド ‘ディスカバリーイエロー’
Tagetes erecta ’Discovery yellow’
キク科(北山ワイルドガーデン)
ポインセチア展 12月3日(金曜日)から24日(金曜日)
今回の展示会では現在店頭で見ることの出来ない古い園芸品種から最新の品種まで92品種を展示しています。展示鉢数は約1000鉢。
展示会場は、ジャングルゾーン内2か所と特別展示室になります。
ポインセチアはメキシコ原産の低木で熱帯・亜熱帯地域では高さ3メートルから5メートルにも達します。北半球地域の日本などでは、観賞部の苞(ほう)の着色期が自然日長下で12月頃に当たるため、クリスマス用の鉢物として人気があります。
ポインセチアの名は1825年に初めてこの植物をメキシコからアメリカに導入した初代駐メキシコ米大使のJ.R.ポインセット氏の名に由来しています。その後ヨーロッパにも紹介され、当初は彼の名を記念してポインセチア プルケリマ(Poinsettia pulcherrima)という学名が与えられ、今日でも園芸上は旧属名のポインセチアの名で親しまれています。現在の学名はEuphorbia pulcherrimaです。
赤や黄色に色づくのは、花ではなく、葉が変化した苞という部分です。花はあまり目立ちませんが茎の先端に咲きます。
短日性の植物で日長が12時間以下になると花芽分化が始まります。日本の自然日長下では10月上旬になります。花芽分化の最適温度は18度から20度です。
ポインセチアの仲間(ユーフォルビア属)は特有の椀状花序を形成します。一つの雌花と多数の雄花からなり、一見それらが雌しべや雄しべのように見えます。椀状花序には1個の蜜腺があり、花序が成熟すれば甘い蜜を出します。椀状花序の下にある苞は赤色などに着色して大きな花弁状になりこの部分を観賞します。
観覧温室の入口を入ってすぐ左。ジャングルゾーンを入ると2色のピラミッドがお出迎え。
ポインセチアを庭園風に展示しています。
記念撮影コーナー。ポインセチアに包まれたベンチに座って写真をお撮りいただけます。
特別展示室(観覧温室をぐるっと一周、ラン室を出たところ。)品種見本展示コーナー。当園所有の全92品種が展示されています。
記念撮影コーナー。ポインセチアを前にイルミネーションとシクラメン、シャコバサボテンをバックに写真をお撮りいただけます。
ホルムショルディア サンギネア
Holmskioldia sanguinea
クマツヅラ科 (ジャングルゾーン)
インド、ヒマラヤの亜熱帯地方原産。萼(ガク)はレンガ色からオレンジ色、花冠は萼と同色で円筒形。園芸品種には萼と花冠の色が鮮黄色のもの、紫色のものがあります。英名はチャイニーズハット。長くのびた花冠と萼を帽子に見立てています。
パウォニア ストリクティフロラ
Pavonia strictiflora
アオイ科 (ジャングルゾーン)
ブラジル原産。
グロクシニア シルウァティカ
Gloxinia sylvatica
イワタバコ科 (ジャングルゾーン)
ペルー、ボリビアの森林に生えます。地下に鱗状の地下茎があり地表、地下に細いほふく茎が発達します。
オオベニゴウカン(白花)
Calliandra haematocephala
マメ科 (ジャングルゾ-ン)
ボリビア原産。白く毛のように多数飛び出している部分は雄しべです。雌しべは雄しべの後から伸びてきます。漢字では大紅合歓(大きな紅色の合歓の木)と書きます。
鉢物展示室ではストレプトカーパスを中心にスミシアンタ、エピスキア、キリタ等のイワタバコ科植物を展示しています。
ソランドラ マクシマ
Solandra maxima
ナス科 (ジャングルゾーン)
メキシコ原産。高さ3から5メートルになるつる性低木で、ラッパ状の花が茎頂につきます。花は黄色なのでウコンラッパバナとも呼ばれています。
ヤスミヌム レクス
Jasminum rex
モクセイ科 (ジャングルゾ-ン)
タイ原産。ヤスミヌム属の中で最大の花をつけます。ただ、他のヤスミヌム属白花種と違い、花に芳香がありません。
園内各所で紅葉、黄葉が見頃を迎えています。
ニシキギ
Euonymus alatus
ニシキギ科(洋風庭園北側ほか)
日本の各地、千島、サハリン、朝鮮半島、中国の温帯から暖帯にかけて分布します。翼のついた枝と秋の紅葉、果実が美しいので庭木、生け垣、生け花材料に利用されます。
フウ
Liquidambar formosana
マンサク科(あじさい園東側他)
中国中南部、台湾原産で、高さ40メートルになります。街路樹として公園、広場の緑陰樹としてよく使われます。あじさい園横の株は樹齢約100年、高さ25メートルの大きなものです。中央売店裏のものと比べて赤く色づくのが特徴です。
ドウダンツツジ
Enkianthus perulatus
ツツジ科(植物生態園他)
本州、四国、九州、台湾に自生します。高さ1から3メートルになる落葉低木。日当たりの良いところに植えます。刈り込みにも耐え、秋の紅葉が美しく、庭園樹として利用されます。
コブクザクラ
Prunus × kobuku-zakura
バラ科(盆栽展示場南側)
開花期は秋から春と4月頃です。交雑種ですが親はよくわかっていません。
クロガネモチ (果実)
Ilex rotunda
モチノキ科(北山ワイルドガーデン)
関東、東海以西、済州島、中国(長江以南)。インドシナ半島北部、台湾に分布します。モチノキに似ますが、葉が中肋に沿って上面に中折れになり、舟形になること、葉柄及び幼枝が紫色を帯びることで区別できます。雌雄異株であることが多いです。
イチゴノキ
Arbutus unedo
ツツジ科(北山噴水南側)
地中海とアイルランドに分布する高さ1.5から10メートルの常緑低木または小高木です。和名は赤く色づく果実がイチゴを連想させることにちなむとされていますが、むしろヤマモモに似ています。果実はジャムや果実酒に利用されます。
マンリョウ(果実)
Ardisia crenata
ヤブコウジ科(植物生態園)
関東以西の本州、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島、中国、台湾、インドに分布します。「万両」という名前から縁起物として正月の床飾りに用いられるなど愛好者が多くあり、現在園芸品種の数は80あまりとされています。
オオツワブキ
Farfugium japonicum var. giganteum
キク科(植物生態園ほか)
ツワブキ(Farfugium japonicum)の変種で九州の海岸に分布します。全体的に大型で九州では葉柄を食べます。
イナカギク
Aster ageratoides ssp. amplexifolius
キク科(植物生態園)
日当たりの良い山地に生える多年草です。高さ0.5メートルから1メートルになります。開花期は9月から11月。本州の東海地方以西及び四国、九州地方に分布します。
アシズリノジギク
Dendranthema occidentali-japonense var. ashizuriense
キク科(植物生態園)
ノジギクの変種で、高知県の足摺岬から愛媛県の佐多岬までの海岸に分布します。3中裂しノジギクよりやや小さく厚く、表面の縁に短毛が密生して白く縁取られる葉を持ちます。開花期は10月から12月。
サネカズラ(果実)
Kadsura japonica
マツブサ科
昔は木皮からとった粘液を整髪に使かったのでビナンカズラ(美男葛)という別名をもちます。
コダチダリア
Dahlia imperialis
キク科
強い霜が降りると花弁が傷んでしまいます。
ギンバイカ(果実)
Myrtus communis
フトモモ科
レオノティス レオヌルス
Leonotis leonurus
シソ科
クレマチス キルホサ バレアリカ
Clematis cirrhosa var. balearica
キンポウゲ科
宿根草・有用植物園の西側に植栽しています。
12月はハヤトウリです。
11月の答えはカエルです。
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文化生活部文化生活総務課 植物園
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