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正門(北大路側入口)付近から北方向を望んだ様子です。
古くから植物園の春の顔として親しまれている風景です。
(手前) チューリップ ’レッドエンペラー’ ユリ科
(後方) サクラ ’ソメイヨシノ’ バラ科
4月15日(日曜日)まで球根ベゴニア展開催中!
花を浮かべる池を作りました。
大輪種、つり鉢タイプあわせて約500鉢を展示してます。
大輪種は直径20センチを超えるものもあり、「地上でもっとも美しい花」と呼ばれます。
ヘリコニア・ヴァグネリアナ
Heliconia wagneriana
バショウ科
(ジャングルゾーン)
咲き始めてきました。中央・南アメリカ原産で、特に日当たりのよい水辺に自生します。
バウヒニア・トメントサ
Bauhinia tomentosa
マメ科
(ジャングルゾーン)
バウヒニアトメントサ 東南アジア原産。高さ4メートルになる直立性の低木で花弁は淡い黄色で美しいのですが、ジャングルゾーンのヘリコニアの向かい一番奥に植えられているためか、目立ちません。
アマゾンユリ
Euchalis grandiflora
ヒガンバナ科
(ジャングルゾ-ン)
コロンビアのアンデス山地原産です。花には芳香があります。
ベゴニア・シレテンシス
Begonia silletensis
シュウカイドウ科
(ジャングルソーン)
根茎性のベゴニアで、長さ50センチ、幅35センチに達する大きな葉持ち、鑑賞価値が高い。春に根茎からのびた長さ10センチほどの花茎にピンク色の花を多数つけます。中国南部からインドまで分布します。
ロドレイア・チャンピオニー
Rhodoleia championii
マンサク科
(中庭と観覧温室入口の右側)
和名シャクナゲモドキ。原産は香港です。種の形容詞は1848年に本種を発見したイギリスの軍人のチャンピオンにちなみます。寒さにはやや弱いのですが、関東以西の暖地では戸外で生育できます。
園内各所の花壇では、早生のチューリップが見頃です。広々とした緑の空間、景色とセットでお楽しみ頂けるのが当園のチューリップの魅力です。
(左上から順に)
チューリップ ’ベンバンザンテン’ トライアンフ系
チューリップ ’キコマチ(黄小町)’ トライアンフ系
チューリップ ’レッドエンペラー’ フォステリアナ系
チューリップ ’パープルフラッグ’ トライアンフ系
Tulipa cv. ユリ科
(正面花壇、洋風庭園他)
これから4月下旬頃まで、早生、中手、晩生と様々なタイプのチューリップをお楽しみ頂けます。ご期待ください。
ユキヤナギ
Spiraea thunbergii
バラ科
(北山門付近他)
関東以南、中国等に自生。ボリュームたっぷりに咲きほこっています。強健な園芸種が数多く作出されていますが、自生種は絶滅が危惧されている状況です。
マルコミア
Malcolmia maritima
アブラナ科
(沈床花壇)
地中海沿岸等原産の秋播き一年草。可愛らしい紫色の花は6月頃まで咲き続きます。
(左上から順に)
パンジー ’LRクリアオレンジ’
パンジー ’エクリプス’
パンジー ’アスカラ カーマイン’
パンジー ’アルティマ モルフォ’ FS、AAS金賞受賞品種
Viola ×wittrockiana cv. スミレ科
(北山ワイルドガーデン他)
北山ワイルドガーデン、園内花壇では、パンジーの様々な品種を植栽しています。最近登場した品種や定番品種など、パンジーの世界を存分にお楽しみ頂けます。
ミツバツツジ
Rhododendron dilatatum
ツツジ科
(植物生態園)
ミツバツツジの仲間はたくさんありますが、本種は雄しべの数が5本(他は10本)であることで見分けがつきます。
ツノハシバミ
Corylus sieboldiana
カバノキ科
(植物生態園)
名前の由来は果実の形からきています。写真は雄花序で、さわると花粉を出します。雌花は冬芽の先にごく小さく咲きます。
ラショウモンカズラ
Meehania urticifolia
シソ科
(植物生態園)
横につきでた花の形を羅生門で切り取られた鬼の腕に見立ててこの名がつきます。
ネコノメソウ
Chrysosplenium grayanum
ユキノシタ科
(つばき園)
自生地は山地の湿り気が多いところです。つばき園の土壌と相性が良いせいか、毎年たくさん顔を出します。果実が猫の瞳孔が閉じた時のようにつくためこの名がついています。
ツバキ ’袖隠し’
Camellia ’Sodekakushi’
ツバキ科
(つばき園)
遅咲き品種以外にも、全体的にまだまだ蕾が残っています。
ニワウメ
Prunus japonica
バラ科
(盆栽・鉢物展示場向かい側)
japonica の種小名がついますが、中国原産の株立ちする低木です。
ヤナギザクラ
Exochorda serratifolia
バラ科
(桜林西側)
中国東北部と朝鮮半島北部が原産地です。 同属のリキュウバイ(E.racemosa)はこの個体の隣と大芝生地の西側にあります。
ブルビネラ・フロリバンダ
Bulbinella floribunda
ユリ科
(宿根草有用植物園)
南アフリカ原産。宿根草園で春一番に咲く黄色い花ブルビネラ・フロリバンダ。株張りよく花数は昨年より増えました。園長もお気に入りとか。
クレマチス・アルマンディー ’アップルブロッサム’
Clematis armandii ’Apple Blossom’
キンポウゲ科
(宿根草有用植物園)
流れる滝の水しぶきのような沢山の花、花、花。白いガク片が4枚の十字形の花です。クレマチスでは珍しい春咲きで、常緑です。
八重咲きスイセン ’オブダム’
Narcissus ’Obdam’
ヒガンバナ科
(宿根草有用植物園)
1984年、英国作出。咲き始めは花弁に黄緑が残りますが、やがて真白になります。バラのような八重咲きは見応えがあります。
ジョンキラスイセン ’スイートネス’
Narcissus ’Sweetness’
ヒガンバナ科
(宿根草有用植物園)
1939年作出。原種ジョンキラより様々な品種が作出されています。このジョンキラ系は香りが強いため、「芳香スイセン」とも呼ばれます。
クリスマスローズの仲間、ヘレボルス属の植物もしばらく見頃が続きます。(4月下旬頃まで)
ヘレボルス・ハイブリッド 八重咲き
Helleborus x hybrids double
キンポウゲ科
(宿根草有用植物園)
八重咲きのクリスマスローズです。暖かくなり花茎が伸び花が見やすくなりました。
ヘレボルス・オリエンタリス
Helleborus orientalis
キンポウゲ科
(宿根草有用植物園)
ギリシア、トルコ等原産。英名でレンテンローズ。花色は白、緑、暗褐色等、バラエティーに富んでいます。 4月になりボリュームが増しました。
ヘレボルス・フォエチダス
Helleborus foetidas
キンポウゲ科
(宿根草有用植物園)
イタリア、スペイン、ポルトガル等原産。木立姿の有茎種です。草丈は50から60cmになりました。他の植栽種と比べると、独特の草姿です。ぜひご覧ください。
ベルゲニア・ストレイチー アフガニカ
Bergenia stracheyi var. afghanica
ユキノシタ科
(宿根草有用植物園)
アフガニスタン原産。原種の和名はヒマラヤユキノシタ。常緑の宿根草で、本種はアフガニスタン原産の変種で桃色の花を咲かせます。
チューリップ・ベイケリ ’ライラックワンダー’
Tulipa bakeri ’Lilac Wonder’
ユリ科
(宿根草有用植物園内ロックガーデン)
中央アジア、北アフリカ原産。 大きく開いた桃色の花の中心には鮮やかな黄色の蜜標があります。これから続々と他種の原種チューリップが咲きます。花期は短く、4月中旬のご鑑賞をお願いします。
4月はサクラ・チューリップです
お問い合わせ
文化生活部文化生活総務課 植物園
京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
ファックス:075-701-0142