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スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は南米原産の淡水に生息する貝で、1980年代に食用として輸入されました。しかし、養殖業者の廃業などによって放置され、脱走したものが水路や水田で野生化しました。
水田では、成長中の稲を食べてしまうため、水稲生産における害虫として問題になっています。
寒さに弱い貝ではありますが、近年、暖冬により越冬率が上昇し、これまで生息が確認されていなかった地域でも被害が拡大しています。
スクミリンゴガイによる被害を抑えるために、季節に応じた防除対策を講じましょう。また、地域ぐるみで行うとより効果的です。
季節ごとの防除対策は、農林水産省から防除対策リーフレットが発行されていますので参照してください。
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