京都丹波ビジョン懇話会を開催しました
日時
令和4年7月29日(金曜日)13時30分~15時30分
場所
南丹広域振興局亀岡総合庁舎第2~4会議室
出席者
京都丹波ビジョン懇話会委員(9名)
結果
改定案に対する意見を聴取。中間案については、本日の意見を踏まえてブラッシュアップし、福田座長一任で修正等を行うことで承認された。
概要
1.座長の選出について
委員の互選により、福田委員が座長に選出された。
2.新京都丹波ビジョン(南丹地域振興計画)の改定について
地域連携・振興部長及び企画・連携推進課長から、新京都丹波ビジョンの改定について説明
3.意見交換(委員からの主な意見等)
- 食料の高騰は、人権という視点から見ても深刻な問題であるため、食料確保の問題を地域レベルで考える必要がある
- 南丹地域の特徴である里山(森林)資源を活かして産業化やCO2吸収増進に寄与する取組を検討する必要がある
- 昨今のデジタル化の動きを鑑みて、オンラインを活用した手法を施策に取り入れるなど、デジタル化に対応した地域振興策に取り組んでほしい
- 南丹地域は森林のまち。森林環境の整備を進めるには、一人ひとりが森林環境について学ぶことが大切であることから、次世代の子供たちへの森林環境教育について記載するべき
- 京都丹波地域の代表的な魅力の一つである丹波くりの生産振興に今後も取り組んでほしい
- 林業大学校は2012年に開校して以来、多数の卒業生を輩出し、人材育成に大いに貢献してきたが、この10年間での課題についても共有し、議論したことを踏まえた記載が必要
- 来年から段階的に部活動の地域移行が進んでいくが、子どもたちが実際にどう取り組むかという点の議論が不十分。京都府全体としての議論だけでなく、地域でも検討し、計画に盛り込む必要がある
- 不登校やひきこもりといった方が社会に適応していくためには、社会全体の仕組みづくりも大切だが、一人ひとりに応じた形で社会参加を果たせるような環境づくりがより大切である
- 文化財は保護、保存がまず第一に重要であるが、デジタル技術が急速に進展している現在、拡大現実や仮想現実といったデジタル技術等を用いながら地域文化の継承や、文化財を観光振興に活用することも大事である
- 2027年のワールドマスターズゲームズ開催や、京都スタジアムが第20回アジア競技大会愛知・名古屋大会の一部競技の会場になっていることも盛り込むべきである