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木造「阿弥陀如来立像」(宝寿院 八幡市)

宗教法人 宝寿院(ほうじゅいん)(八幡市)
木造「阿弥陀如来立像」修理

 本像は、当寺の本尊で、鎌倉時代の仏師快慶が確立した、いわゆる「安阿弥様」(あんなみよう)の像である。文暦2年(1235)泉州別当定慶の造仏であることが、胎内墨書銘から判明。制作年代の明らかな阿弥陀如来立像として貴重である。
 今回は、矧ぎ目が緩み解体状態にある各部材を漆で接合して組み上げるほか、表面漆塗層の浮き上がりに剥落止めを施すなどの修理に対し助成を行った。(平成19年度)
  寄木造 像高75cm

 

修理前                 修理後

(JPG:55KB)  (JPG:28KB)

 

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