ここから本文です。
妙覚寺は、永和4年 (1387) に信徒で富商の小野妙覚の外護により、小野の四条大宮の邸宅を寺に改めたのに始まる。その後、別地に移転したが、天文法華の乱や、本能寺の変で焼失した後、現在地に移転復興した。さらにその後も、天明の大火で焼失し、現在の建物はそれ以後のものである。この大玄関は、唐破風(からはふ)の車寄玄関で棟札(むなふだ)から寛政4年 (1793) 建築と思われる。
老朽化により梁の一部と野地板の腐食が進んでいたため、修理に対して助成を行った。(平成15年度)
修理後
※画像をクリックすると拡大表示します。
お問い合わせ