紙本墨画 「龍図」 (願成寺 京都市東山区)
(宗教法人)願成寺(がんじょうじ) (京都市東山区)
紙本墨画(しほんぼくが) 「龍図(りゅうず)」修理
桃山時代の作品といわれる。曽我派で17世紀初めに活躍した曽我二直庵(にちょくあん)の作品。禅宗寺院である願成寺に伝来し、大切に保管されてきた掛け軸。
本紙全体に虫蝕や亀裂、剥落、ズレが見られ、現状では取り扱い上危険であったため、欠失部を補修後、新たに肌裏紙を打ち替え、現状を回復するための修理に対して助成を行った。(平成18年度)
本紙寸法 縦 125.4cm 横 56.5cm
修理前
修理後
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