双京構想について
双京構想とは
「双京構想」とは、皇室の弥栄のために、また、わが国の伝統を守り、文化を発展させるために、皇室の方々に京都にもお住まいいただき、政治・経済の首都「東京」と歴史・文化の首都「京都」の双方で、わが国の都としての機能を果たしていくという構想です。
京都は、東京以外に全国で唯一御所を有し、千年のあまり、天皇がお住まいになり、宮廷文化が育まれ、今もなお、日本の歴史・文化の中心として多くの人々を魅了し続けています。
令和5年に実現した文化庁の京都移転も踏まえ、京都が日本人の心を体現する歴史・文化の首都として、日本の伝統や文化を守り育てていくことが、バランスのとれた豊かな国づくりに必要です。
皇室の方々がご出席される国際会議や宮中行事・公的行事の京都での実施などにより、皇室の方々が京都へお越しいただく機会を増やし、短期から長期のご滞在へとつなげ、将来的にはお住まいいただくことを目指します。
これまでの取組
1.啓発資料
京都府内の皇室ゆかりの地を紹介する映像
過去に京都で行われていた宮中行事に淵源を持つ「五節句」の行事に触れながら、同構想について紹介する映像
2.啓発イベント
- 親子で節分コンサート(PDF:146KB)を開催しました。(令和7年2月2日)
- 「平安時代の皇室・貴族の生活や文化を学ぶツアー(PDF:3,925KB)」を開催しました。(令和6年12月22日)
- 「皇室ゆかりの地を親子で巡る歴史探訪(PDF:4,278KB)」を開催しました。(令和6年12月15日)
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:664KB))
【第1回】令和6年7月12日 平安前中期の朝廷と摂関家-藤原基経を中心に-
【第2回】令和6年7月26日 平安後期の朝廷と平家-平清盛を中心に-
【第3回】令和6年8月9日 鎌倉時代の朝廷と幕府-源実朝を中心に-
【第4回】令和6年8月23日 室町時代の朝廷と幕府-足利義満を中心に-
【第5回】令和6年9月13日 江戸前中期の朝廷と幕府-後水尾天皇から光格天皇まで-
【第6回】令和6年9月27日 江戸後期の朝廷と幕府-孝明天皇を中心に-
- 「皇室ゆかりの地を親子で巡る歴史探訪(PDF:1,734KB)」を開催しました。(令和5年11月3日、11月19日)
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:310KB))
【第1回】令和5年8月4日 平安前期の天皇と京都
【第2回】令和5年8月25日 平安後期の天皇と京都
【第3回】令和5年9月15日 鎌倉・南北朝期の天皇と京都
【第4回】令和5年9月29日 室町・安土桃山期の天皇と京都
【第5回】令和5年10月13日 江戸時代の天皇と京都
【第6回】令和5年10月27日 東京時代の天皇と京都
- 親子で七夕コンサート(PDF:147KB)を開催しました。(令和5年6月30日)
- 「皇室ゆかりの地を親子で巡る歴史探訪(PDF:7,141KB)」を開催しました。(令和4年11月5日)
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:3,077KB))
【第1回】令和4年8月19日 宇多天皇の「寛平御遺誡」
【第2回】令和4年8月26日 順徳天皇の「禁秘抄」
【第3回】令和4年9月9日 後水尾天皇の「当時年中行事」
【第4回】令和4年9月30日 杉浦重剛の「倫理御進講草案」
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:639KB))
【第1回】令和3年10月22日 幻想の「唐橋」ーミヤコを取り巻く三つの「唐橋」―
【第2回】令和3年10月29日 皇室の歴史と京都の年中行事
- 「皇室ゆかりの地を親子で巡る歴史探訪(PDF:2,624KB)」を開催しました。(令和元年11月10日)
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:2,934KB))
【第1回】令和元年8月30日 平安時代の三月三日
【第2回】令和元年9月6日 宮中の五節句と鄙の五節句
【第3回】令和元年9月13日 重陽の節会-菊と後鳥羽上皇-
【第4回】令和元年9月20日 平安貴族が楽しんだ五節句
- 「宮廷文化に触れ、感じる装束の世界~講演会と着装実演~(PDF:2,306KB)」を開催しました。(令和元年8月24日)
- 「皇室ゆかりの地を親子で巡る歴史探訪(PDF:7,372KB)」を開催しました。(平成30年10月20日)
- 「菊酒をいただく五節句「重陽」体験と宮司による五節句をテーマとした講演(PDF:2,112KB)」を開催しました。(平成30年10月17日)
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:2,068KB))
【第1回】平成30年9月14日 京都の中の宮廷文化・装束の世界
【第2回】平成30年9月21日 即位式図と行幸図_描かれた「天皇と庶民」_
【第3回】平成30年10月12日 京都の近代化と御大礼
【第4回】平成30年10月19日 新しい元号と大礼のナゾ解き
- 双京構想連続講座を開催しました。(双京構想連続講座チラシ(PDF:2,272KB))
【第1回】平成29年8月25日 京都文化の中の宮廷文化・王朝文化
【第2回】平成29年9月22日 光格天皇の事績と絵巻
【第3回】平成29年10月20日 京都御所に見る平安文学ー紫宸殿と清涼殿ー
【第4回】平成30年2月9日 『日出新聞』記者金子静枝と明治時代の京都ー「新発見」の遺稿『日本刺繍志』を中心にー
- 平成28年10月に「京都の宮廷文化と双京構想の歴史的意義」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
〇シンポジウム冊子 表紙・裏表紙(PDF:1,916KB)
〇シンポジウム冊子 p1-p5(PDF:4,644KB)
〇シンポジウム冊子 p6-p9(PDF:1,370KB)
〇シンポジウム冊子 p10-p13(PDF:1,226KB)
〇シンポジウム冊子 p14-p17(PDF:815KB)
〇シンポジウム冊子 p18-p21(PDF:1,635KB)
〇シンポジウム冊子 p22-p23(PDF:2,346KB)
(参考)京都の未来を考える懇話会について
「京都の未来を考える懇話会」は、京都の行政、産業、大学、文化芸術、メディアの代表が、30年後の京都の「ありたい姿」を自由に語り合い、オール京都で、府民・市民が、一緒に目指したい京都の未来像を描くことを目的に、平成22年4月に発足しました。約3年間の議論を経て、懇話会の最終提言が、平成25年5月に「京都ビジョン2040」としてとりまとめられ、「双京構想」はビジョンの中で発表されました。
これまでの経過