ここから本文です。
A
そとは車などの音や風、草木のにおいなど、慣れるまでは周囲の環境に過敏になることがあります。まずは抱っこで周囲の環境に慣れていきましょう。安心できると少しずつ手をつないで歩けるようになります。
「お花のいいにおいがするね。」「今のは大きいバスの音。」などと、周囲の状況を言葉で伝えましょう。近寄ってみせたり、少しずつ触らせながら「お外はこわくないよ、おもしろいものがたくさんあるよ」などのメッセージを伝えることが大切です。
外遊びは、少しくらい汚れていても大丈夫で動きやすい服ででかけましょう。また、靴や帽子にも少しずつ慣れていきましょう。普段身につけない者は嫌がる子どもが多いです。雨の日は長靴をはいたり、カッパを着たり、傘をさしたりすることを経験したり、水たまりの存在を知らせるなど、遠出をしなくても子どもたちには新しい発見がいっぱいあります。
A
見えないからといって消極的にならず、最初はむしろ、いろいろな遊具にチャレンジしてみましょう。とはいえ、どんな遊具なのかわかりにくいので、こわがる子どもが多いです。大人と一緒にブランコに乗る、滑り台を滑るなど、まずは安心できる遊具をゆっくり楽しみましょう。広場を手つなぎで走る、坂道やでこぼこ道を歩くこともおすすめです。
A
プールや海などにでかける時、いきなりはびっくりするかもしれません。ビニールプールで遊んでみる、おうちで水着に触ったり着てみるなど、新しい体験には少しずつ慣れさせてあげることで、親子ともに安心してでかけることにつながります。
外は季節が感じられます。温度や、風の強さ、音、におい。葉っぱや花に触れたり、木の実を拾ったり、虫に触ったりするなど、室内ではできないことがいっぱいです。身近なお散歩などでたっぷり楽しみましょう。そして、ときには、浴衣を着て夏祭りに出かけてみたり、綿菓子を食べてみたりなど、特別な日があることも教えてあげましょう。親子で勇気を出して、いっぽを踏み出すことで、新しい発見や出会いがあると思います。
お問い合わせ
健康福祉部家庭・青少年支援課 家庭支援総合センター
京都市東山区清水四丁目185-1
電話番号:075-531-9608
ファックス:075-531-9610