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幼少期においては、外部からの刺激が発育に大きく影響します。視覚障害や、聴覚障害により外部からの刺激が少ないと、発育に大きく影響する場合があります。
また、現状の知的な能力検査などでは「見える」「聞こえる」ことが前提として作られていることが多いため、その子の持っている本来の能力を十分に把握できない可能性があります。
京都府では視覚障害児や聴覚障害児の知的能力を正確に把握し、その子の力(強み)を見つけ、伸ばすことを目的として、京都教育大学やあいあい教室などの専門機関などと連携し、平成28年度に「障害児の強み育成推進検討会」を設置しました。
検討会では30年度までの3年間で、「障害児の強み」を育成推進するために事業のさんぼんばしらを軸に取り組みを進めており、今回本冊子を作成しました。
「情動・社会性発達」を切り口とした新検査方法の作成
既存の発達検査の実施方法、結果解釈を視覚障害児向けにアレンジするためのガイドラインを作成
「子どもの強み育成」に重点をおいた、保護者向け冊子の作成
見えない、見えにくい子どもの強みを見つけ、伸ばしていき、よりよい社会参加を実現するためには、行政や福祉関係者のみならず、府民の皆さまのご理解とあたたかい支援が不可欠です。
この冊子を通じて、見えない、見えにくい子どもの療育や教育、就労のことを知っていただくことで、一人一人が大切にされる「共生社会」の実現に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。
2018年8月 第1版第1刷 発行
発行 京都府家庭支援総合センター
〒605-0862
京都市東山区清水四丁目185-1
Tel075-531-9600
Fax075-531-9610
作画・デザイン 鈴木もとみ
全体監修 社会福祉法人京都ライトハウス 視覚支援あいあい教室
編集 京都精華大学事業推進室
お問い合わせ
健康福祉部家庭・青少年支援課 家庭支援総合センター
京都市東山区清水四丁目185-1
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ファックス:075-531-9610