第6回北部港湾広域利用推進会議の開催結果について
1 開催日時
令和5年1月24日(火曜日) 午後1時40分~午後3時40分
2 場所
オンライン(Zoom meeting)
3 出席者
委員18名の内13名出席(代理含む)
4 議事
- 北部港湾をとりまく状況について(報告)
- 北部港湾広域利用推進会議報告書の進捗状況について(報告)
- 京都府総合計画の改定について(話題提供)
- 意見交換
5 主な意見等
物流に関すること
- 舞鶴港が物流拠点として役割を果たすためには、国際ふ頭やアクセス道路のハード整備に加え、城陽のメガ物流拠点との連携の仕方について早急に検討が必要。
- 創貨のためには、舞鶴港周辺への企業誘致や、近隣他府県を含めた荷主への働きかけ、既存荷主に対し舞鶴港の積極利用を促していくことが不可欠である。
- 臨港道路及び西舞鶴道路との一体整備により、国際ふ頭が物流センターとしての機能を発揮できるようになることを期待している。
人流に関すること
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インバウンドを含め人流は回復傾向にあるが、人の旅行や移動の方法はコロナ禍前から変化。地域全体の旅行や商業関係者と連携して北部周遊観光に取り組んでいきたい。
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高速道路網を活かし、関西万博から北部地域への誘客に努めてほしい。
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北部地域や港を盛り上げていくためには、能力を発揮できていない高齢者や女性など活力ある人材も取り込める仕組みづくりが大切である。
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インバウンド旅客の回復期に向けた観光の質の向上が市の責務。みなとオアシスも含め、大阪万博も見据え北部に旅客が訪れるよう取り組みを進めて参りたい。
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まちの発展には人流・物流が大切で、そのためのインフラ整備は極めて重要。
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旅客の消費を促す仕掛けをDMOや北部市町と協力して考えてまいりたい。
エネルギーに関すること
- 国でEEZでの浮体式洋上風力発電開発の動きがあるが、設備の生産基地という観点では自治体も無関係ではなく、舞鶴港は地理的優位性も高いため、御検討願いたい。
- 海上自衛隊や海上保安庁を擁する舞鶴港は地政学的リスクも持っているため、防災・防衛の面でもしっかりと話し合っていかなくてはならない時期に来ている。