第5回北部港湾広域利用推進会議の開催結果について
1 開催日時
令和4年1月26日(水曜日) 午後2時30分から午後4時30分
2 場所
舞鶴21ビル 2階 第1~3会議室(舞鶴市字喜多1105-1)
オンライン併用にて実施
3 出席者
委員18名の内14名出席(代理含む)
4 議事
- 北部港湾を取り巻く状況について(報告)
- 地域を元気にする港湾施策の進捗について(報告)
- 港湾エリアにおける水素利活用について(話題提供)
- 意見交換
5 主な意見等
物流に関すること
- 城陽のメガ物流拠点に加え、北部地域のサブ物流拠点を整備することで、舞鶴港及び京都縦貫道の機能が最大限発揮されると考えられる。
- 横のつながりとしての山陰近畿自動車道の早期供用を求む。
- 近年海外への輸出に注力する事業者が増えてきているため、引き続き物流のスマート化、強靱化を求む。
- 海上物流の運賃が高騰する現在、シベリア鉄道による欧州輸送が注目されており、日本海側に位置する舞鶴港の重要度も高まりをみせている。
- BCPの観点から、阪神港の代替港としての北部港湾の重要度は非常に高い。
人流に関すること
- 北部には南部にはない魅力的な観光資源が多数あるため、今のうちに物流だけでなく人流も南北を結ぶ仕掛けを作るための準備をしなければならない。
エネルギーに関すること
- 将来、都市部の電力は地方で作ることになった際、舞鶴港は発電所を有するエネルギー拠点となるため、水素等のサプライチェーンを形成していくことが重要と考える。また北部地域はものづくりの拠点でもあり、水素転換ポテンシャルは非常に高いと考えられる。
- 水素やバイオマス燃料等の特徴に応じて活用分野の仕分けを行うことが重要。
- 水素利活用は興味深いが必ず欠点もあるはずなので、府民には予め十分な説明をいただき、合意形成を行った上で進めてほしい。