第4回北部港湾広域利用推進会議の開催結果について
1 開催日時
令和2年2月5日(水曜日) 午後3時から午後5時
2 場所
舞鶴21ビル 8階 特別会議室(舞鶴市字喜多1105-1)
3 出席者
委員18名の内12名出席(代理含む)
4 議事
- 北部港湾を取り巻く状況について(報告)
- 地域を元気にする港湾施策の進捗について(報告)
- プロジェクトGの取組みについて(話題提供)
- 意見交換
5 主な意見等
物流に関すること
- 貨物需要の伸びに対応するため、既存の港湾施設や土地などを最大限利用できるようにマネジメントしつつ、港湾施設整備を進めてもらいたい。
- 京都府南部に物流拠点が形成される中、北部港湾を結ぶサブ物流拠点の立地を検討していく必要がある。
- 日韓露フェリーの新規就航に期待している中、特に集貨対策が重要と捉えており、京都府と舞鶴市と連携して取り組んでいきたい。
人流に関すること
- 大手旅行会社にはない、北部地域のローカルなオプション旅行を企画提案していきたい。
- みなとオアシスの指定は、地域の人を巻き込んで自由な発想で計画し、港のまちづくりを進めてほしい。
- クイーンエリザベスの寄港が京都舞鶴港のブランド化につながると捉え、田辺城祭りを同日開催するなど更なるステップアップにつなげていきたい。
エネルギーに関すること
- 国で配電事業の認可制が進められており、地域主導のドイツのシュタットベルケのようなものができると思われる。電気の小売りだけでなく配電もすることで安定的に収入が得られ、それらによる事業収入で地域の住民サービスを支えることができる。
- 電力を再生エネルギーで賄うRE100の動きが民間企業で盛んになっており、京都舞鶴港もその流れに乗って行ければと思う。
- パーム油発電については、地域住民から反対をうけているが、不安を取り除くための正確な情報を提供し、調整していきたい。
その他
- 120年余りの歴史ある舞鶴市の造船業がこのような状況(商船造船事業撤退)にあり、市の存亡の危機と捉えている。引き続き、関係機関と連携して対応していきたい。