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乳首の状態を調べるために、二本の指で乳首の根元を優しく押さえ乳首を起こしてみてください。
こうしても乳首が全く出ず、つまむと引っ込んでしまう場合は、扁平(へんぺい)乳頭か陥没乳頭かもしれません。この場合、両手の親指を乳首の付け根部分に当て、押したり引っ張って乳首をのばし根元を柔らかくしてみると、乳首が出るようになることもあります。乳首を引っ張り出すためのブレストシールドという器具もあります。
通常は乳首があまり出ていなくても、授乳を開始すれば出てくることが多く、陥没していても赤ちゃんがしっかりと口に含めば口の奥へ引っ張り込んで飲むことができるともいわれています。
お手入れには、妊娠中、産褥(さんじょく)期に行う乳房全体のマッサージもありますので、助産師に教えてもらいましょう。
ただ、乳房や乳首への刺激は子宮の収縮を引き起こしますので、妊娠初期やおなかのはりやすい方は行わないほうが良いでしょう。
お問い合わせ
健康福祉部こども・子育て総合支援室(母子保健係)
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