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運動神経の中枢が左の脳にある人は右利きになり、右の脳にある人は左ききになるといわれていますが、生まれてすぐからはっきりしているものではなく、成長、発育とともにだんだんと利き手ができてきます。子どものころはどちらの手をつかっていても自然にさせておいてください。無理に矯正させようとすると、混乱して、言葉や排泄(はいせつ)習慣などそのほかのことに影響が出ることがあります。
最近は、昔と比べて左ききであることがさほど問題視されなくなってきました。左きき用の道具もいろいろと市販されており、日常生活で不自由する場面もなくなっています。野球などむしろ左ききの方が優位である場合もあります。
それでも左ききを治したい場合は、右手も使えれば便利であるということを本人が理解できる年齢になってから、本人の意志で治すようにすればいいでしょう。
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