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赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄くデリケートで、湿疹(しっしん)ができやすい構造になっています。赤ちゃんに多い湿疹は、乳児脂漏性湿疹とアトピー性皮膚炎です。乳児脂漏性湿疹は、生後2週間ごろから頭やまゆに薄い黄色のかさぶたができて、赤い小さなぶつぶつが顔や首、からだ全体へと広がっていきます。かゆみはあまり強くなく、6か月ごろから治っていくことが多いです。
一方、アトピー性皮膚炎は、生後2か月ごろから顔、頭、耳の周囲に強いかゆみを伴う赤いぶつぶつやじくじくが現れ、体、手足に広がっていき、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
この2つは合併することも多く、はっきり区別しにくいことがしばしばあるので、お母さんの判断でこじらせてしまったり、くよくよ悩んで自己流の治療をしてしまうより、かかりつけの医師に診てもらって、必要な治療や検査を受けるようにしましょう。
お問い合わせ
健康福祉部こども・子育て総合支援室(母子保健係)
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