更新日:2026年10月9日

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令和8年10月9日知事記者会見

 

令和8年度「京都府あけぼの賞」受賞者の決定について

本日の発表項目は、令和8年度「京都府あけぼの賞」受賞者の決定についてです。

京都府では、男女共同参画社会の実現による豊かな地域社会の創造や、女性の一層の能力発揮に向けて、各分野において先駆的に活躍する女性や女性グループに「京都府あけぼの賞」を贈ることとしています。

今年度は6名1団体の方にお贈りすることといたしましたので、順にご紹介させていただきます。

1人目は、経営者の新井 恭子様です。建設業の京都サンダー株式会社の経営者として、ICTを活用して現場支援を行う職域「建設ディレクター」を提唱・普及されるなど、女性の少ない業界の業務改善で女性活躍の推進に多大な貢献をされました。

2人目は、産婦人科医の池田 裕美枝様です。産婦人科医としてSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の普及や社会的困難を抱える女性の支援などの社会活動にも積極的に取り組まれるとともに、「きょうとプレコン高校生教育プログラム」の開発などにも多大なるご尽力をいただきました。

3人目は、指揮者の沖澤 のどか様です。

これまでに国内外のコンクールで多数の賞を受賞されるとともに、今年創立70周年を迎えた京都市交響楽団の女性初の常任指揮者として活躍されており、若手指揮者の育成プロジェクトを行うなど次世代育成の面でも、文化芸術の振興に多大な貢献をされました。

4人目は、デフテニス選手の菰方 里菜様です。2025年に東京で開催されたデフリンピックにおいて女子ダブルスで優勝されたほか、2026年の全豪オープン デフテニス部門において女子シングルス3連覇、女子ダブルス2連覇を達成されるなど、デフスポーツの振興に多大な貢献をされました。

5人目は、スノーボード選手の清水 さら様です。平安女学院高等学校に在学中の高校1年生という若さで本年のWinter X Gamesにおいて優勝、ミラノ・コルティナオリンピックでは4位に入賞されるなど、顕著な成績を収められ、スポーツの振興に多大な貢献をされました。

6人目は、陶芸家の諏訪 蘇山様です。

4代目諏訪蘇山として、蘇山青磁の伝統技術を継承しつつ、「練込青磁」など独自の表現を切り拓いた作品が高く評価されており、文化芸術の振興に多大な貢献をされました。

最後に、妊娠中から乳幼児を育てる家庭に寄り添う支援団体「特定非営利活動法人おひさまと風の子サロン」の皆様です。福知山市で約20年にわたり、妊娠中から乳幼児を育てる家庭に寄り添う活動をされ、地域振興に多大な貢献をされました。

以上の6名1団体の方々に、これまでのご功績をたたえ、「京都府あけぼの賞」を授与いたします。

表彰式は、11月21日(土曜日)、京都テルサで開催する「第38回 KYOのあけぼのフェスティバル2026」において行います。

フェスティバルの詳細については既にお知らせしておりますが、当日はスポーツコメンテーターの奥野 史子さんの講演など、様々な企画を行う予定ですので、多くの府民の皆様にご参加いただけますよう、当日の取材、それから周知についてもご協力をよろしくお願いいたします。

 

同志社国際高等学校に対する京都府私学運営費補助金の減額について

それからもう1点、資料は配付しておりませんが、ご報告がございます。

同志社国際高等学校における研修旅行中の事故に関しまして、同校に対する京都府私学運営費補助金の減額について御報告いたします。

補助金の減額につきましては、これまで、学校としての再発防止策が示されるのを待って、その内容や取組姿勢なども確認した上で判断すると説明してまいりましたが、先週の(10月)2日にようやく、4月24日に提出を求めていた見直し後の危機管理マニュアル、全行事の点検結果及び再発防止策の提出がありました。

提出された資料につきまして、この間、内容の確認を行ってまいりましたが、5月22日に京都府が指摘し、是正を求めた事項について、一定の改善策が盛り込まれているものと受け止めております。

京都府におきましては、これまでに把握した事項や、今回提出された再発防止策をはじめとする学校側の対応状況等を踏まえ、国や他府県における事例も参考にしながら、補助金の趣旨に照らしてどのように取り扱うべきか、慎重に検討してまいりました。

その結果、令和8年3月の研修旅行における安全管理については、学校の管理運営が著しく適正を欠くものであったと判断し、同校に対する補助金を減額することといたしました。

減額の内容につきましては、まず、令和7年度については、他府県や国における事例も参考に、生徒様の尊い命が失われるという重大な結果に至ったことや、社会的な影響等を総合的に勘案し、他府県における減額事例の中で最も重い減額率である25%よりもさらに一段重くすることが適当であると判断し、50%としたものであります。

また、令和8年度につきましては、国の事例において、改善措置が取られている場合には減額率を段階的に引き下げる取扱いとされていることを踏まえまして、安全管理に係る再発防止策等が提出され一定の改善策が盛り込まれたことを考慮し、令和7年度の減額率を一段引き下げまして、令和8年度は25%の減額といたします。

なお、学校に対しましては、本日、この内容を通知したいと考えております。

京都府といたしましては、このような事故を二度と起こさないためには、再発防止策等を策定するだけではなく、それを確実に実行し、継続していくことが何より重要であると考えております。

学校においては、再発防止の取組を着実に実施し、安全管理に万全を期していただきたいと考えております。

私からは以上です。

質疑応答

記者

同志社国際高校への私学運営費補助金の減額について、先週、再発防止策が(同校から)提出されたが、改めて、判断をするタイミングが今になったことへの受け止めと、なぜこのタイミングなのかということを伺いたい。

知事

まず、改めて、尊い生徒さんの命が失われたということで、謹んで哀悼の意を表します。また、怪我をされた方についてもお見舞いを申し上げます。

従来から申し上げておりましたが、私どもは5月22日に我々の見解を述べまして、再発防止策について求めておりました。学校側の安全管理についての第三者委員会の報告が出たことを受けて、先週に学校側から報告いただきましたので、我々が指摘した事項との間で、それが確実に盛り込まれているかどうかということを確認してまいりました。そういうことから今回のタイミングになったということです。


改めてなのですが、やはり生徒さんの尊い命が失われたということは、何といっても安全管理については極めて不適切だと考えていますし、法人が設置した第三者委員会でも安全配慮義務違反について非常に厳しく指摘して、猛省を促しておられたということもありましたので、そういうことを踏まえて、先ほど(補助金の金額について)申し上げました。

なかなか自治体による処分の例というのが公表されていないのですけれど、我々が調べた限りでは、25%というのが最も高い減額率だったということで、それよりも一段重い区分である50%ということにさせていただきました。

なお、令和8年度について25%の減額にしているのは、国も一定の改善策が取られる場合については、順次(減額の割合を)下げているという例もありましたので、(事故が)発生したのは令和7年度なので、令和8年度については、学校側の対応を踏まえて(50%よりも一段下げた)25%の減額にさせていただいたということです。

記者

令和7年度の50%というのは、府の規定に基づいて返還を求めるということか。

知事

そうです。(補助金額の)確定はしていないですが、暫定的に交付をしていましたので、その分は当然返還をしていただくということになると考えています。

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