ホーム > きょうと府民だより > きょうと府民だより2020年9月号 > 特集2 9月は防災月間です 地震に備える。
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近年、全国各地で発生している大規模な地震を教訓に、府は令和2年に「第三次京都府戦略的地震防災対策指針」を策定し、地震防災対策を推進しています。また、今なお新型コロナウイルス感染の危険性が続いています。WITHコロナ社会における地震への備えを行いましょう。
日ごろからの備えが、被害の軽減につながります。感染症対策も考慮しながら、準備しましょう。
飲料水、懐中電灯・乾電池、救急キット・携帯用トイレ、非常食、携帯電話の充電器・バッテリー、携帯ラジオ
感染症対策も!消毒液、ティッシュ・ウェットティッシュ(多めに用意)、ゴム手袋(ドアノブなど触れるものから接触感染を防ぐ)、体温計、マスク
※上記のほか非常持ち出し品としては、免許証・健康保険証・お薬手帳のコピー医薬品・乳児用品現金・貴重品ビニールのゴミ袋 など
※また、非常持ち出し袋とは別に、水と非常食は最低3日分(7日分が望ましい)を家庭で備蓄
そのほか衣類・下着紙皿・紙コップ・割り箸・ラップフィルム など、避難生活を送る上で必要なものも別途用意
非常持ち出し品にコロナ対策グッズを
マスクや消毒液などを用意し、避難時にも新型コロナウイルス感染症に「うつらない・うつさない」対策をできるように。体温計も準備して、健康管理を忘れずに行いましょう。
ローリングストックで食べ回しながら備蓄
いざというときに備蓄食品が賞味期限切れ、ということがないように、普段から食べて、食べた分を補充するローリングストックがおすすめ。何がどれだけあるかの確認にも役立ちます。
ライフスタイルや家族に合わせた準備を
例えば、歩きやすい靴や避難ポーチを職場などにも用意する、高齢者や子どもが非常食を食べられるかを確認する、ペットの避難対策を行うなど、家庭や暮らしに合わせて検討しましょう。
地震から身を守るためには、必要な耐震改修・補強をすることが大切です。
「昭和56年5月以前に着工」の木造住宅は今すぐ耐震診断士による「耐震診断」を。費用負担はわずか3,000円です。
住まいの地震対策を進める3つの補助金制度があります(下表)。昭和56年5月以前着工の木造住宅が補助対象になります。
耐震シェルター設置 | 簡易改修 | 本格改修 |
---|---|---|
耐震シェルター設置費用 補助率 4分の3 |
屋根の軽量化などの簡易耐震改修費用 補助率 5分の4 |
耐震改修設計および耐震改修費用 補助率 5分の4 |
最高30万円 | 最高40万円 | 最高100万円 または120万円 |
※多雪区域において補助額を拡充しているなど、市町村によって補助率、補助額が異なる場合があります。また、平成30年6月に発生した大阪府北部地震のり災証明書が交付された木造住宅については、補助対象を拡充しています。
詳しくは、市町村の窓口まで
https://www.pref.kyoto.jp/taishin/ctvinfo.html
住宅が地震によって倒壊した場合でも、安全な空間を確保することができる堅固な構造物です。住宅の1階に設置します。
補助対象となる耐震シェルターは府のホームページでご確認ください
対象となる耐震シェルター
https://www.pref.kyoto.jp/taishin/documents/itiran_shelter.pdf(PDF)
[お問い合わせ]
建築指導課
TEL:075-414-5346 FAX:075-451-1991
普段使っている家具が地震の際には凶器に。家具の固定なども地震対策として必要です。
「たおれる・うごく・おちる・われる・とぶ」を防ぐことを意識しましょう。
テレビ・パソコン:粘着マットや固定ベルトで固定する
食器棚:開き戸をロックする器具を取り付けて食器の飛び出しを防ぐ
窓:ガラスの飛散を防止するフィルムを貼る
照明器具・額:ヒートン、チェーンなどを使って固定する
タンス・書棚:L字金具などで壁に固定する二段重ねの家具は連結金具を使用する
テーブル・テレビ台:粘着マットなどで固定する
災害時には命を守る行動を取ることが最優先です。ただ、避難所では3密の状況になりやすく、感染症の拡大が懸念されます。府では市町村と連携しながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めています。
災害発生時にはちゅうちょせず避難し、命を守りましょう。
京都府知事 西脇 隆俊
大事なのは「密閉」「密集」「密接」の3密を避けること。人と向かい合わせではなく背を向けて座るなど工夫を。
感染症対策を取り入れた避難所運営訓練の様子(綾部市)
[お問い合わせ]
災害対策課
TEL:075-414-4475 FAX:075-414-4477
お問い合わせ
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