第6回京都水道グランドデザイン検討委員会開催結果
1 開催日時
平成30年6月6日(水曜日)午後1時30分から午後3時30分
2 会場
京都ガーデンパレス2階「鞍馬」
3 出席者
委員
山田座長、浦上委員、越後委員、小倉委員、日下部委員、小林委員、藤原委員、村上委員
事務局
環境部長、公営企業管理監、公営企画課長ほか
4 開催結果の概要
下記について府(事務局)から説明を行い、意見交換を行った。
(1)「京都水道グランドデザイン」のスケジュール
(2)「京都水道グランドデザイン」パブリックコメント案について
5 主な意見等
「京都水道グランドデザイン」パブリックコメント案(概要版)について
- 京都水道グランドデザインとは何か、例えば「目標」なのか「約束」なのか等、位置付けを示す言葉を冒頭に明記するとよい。
- 内容や言葉遣いが難しいところもあるので、消費者にPRするにはわかりやすい言葉で訴えることが重要。記載する内容や表現も厳選して、シンプルでわかりやすくしていただきたい。
- フォローアップのPDCAのイメージがグランドデザインのみのものとなっているので、事業者の取り組み等についても、5年10年といった長期スパンだけではなく、毎年の進捗管理も行っていく必要があることがわかるように、記載を工夫するとよい。
「京都水道グランドデザイン」パブリックコメント案(本体)について
- 先ず最初にグランドデザインを策定することの意義や理念を入れると読み手にもわかりやすいのではないか。また、一般的な水道事業者の課題や取組が記載されているが、京都府ならではの特徴的な課題や取組を入れることで、グランドデザインを策定する意義が増すのではないか。
- 「実効性のある経営戦略」が目標になっているが、各事業者は投資計画・財政計画を作成して財源が不足するのであれば料金改定するという流れだと思うが、他にも何か経営戦略に盛り込むのであれば、わかりやすく記載した方がよい。
- 隣接事業者からの受水について、目的が危機管理なのか施設規模の最適化なのかがわかりづらい。
- 公民連携に関して、全国的な事例がいくつか紹介されており、「コスト縮減等を図ることができた」とされているが、客観的に評価できる数値等があれば記載するとよい。
- 水道事業に従事する若手職員が不足していることがうまく伝わるように、記載を工夫すべきである。
- 府の果たす役割について、できる限り踏み込んだ表現としていただきたい。京都市としても、リーダーシップを発揮して府内の広域連携に協力していく用意がある。
- 人材育成の取組については、広域連携のところにも記載されているが「人事交流」についても言及してはどうか。互いに不足している人材を補えるメリットもある。
- スマートシティや地域エネルギー等の新しい課題も水道と無関係ではないので、エネルギー政策等他分野との連携についても、今後、念頭に置くべきである。
- 更新・耐震化を計画どおり進めるのに、住民等にわかりやすく情報発信をして理解を得るとあるが、情報発信して計画どおり進むということがなぜなのかがわかるように記載する必要がある。
6 添付ファイル