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工場では、製品を製造する過程で、冷却や洗浄等のために、たくさんの水を使用します。
地下水を過剰に汲み上げると、地盤沈下や地下水位の低下という深刻な事態を招くので、京都府では、由良川から取水した原水を浄水処理し、工業用水として安定的に供給しています。
工業用水なので水道水のように飲んだりはできませんが、洗車、トイレ用水、噴水用水等としても使用されています。
【取水から送水までの工程】 川やダムなどから取水された水(原水)は、導水管を通って浄水場まで運ばれます。浄水場では、沈でん処理や薬品の注入などが行われ、工業用水に適した水に処理されます。このようにして精製された工業用水は、浄水場から工業団地の配水池に送られ、配水管を通って各工場に給水されます。
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