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第1回城陽市東部丘陵地等あり方検討会の結果概要について

日時:平成26年3月14日(金曜)15時30分~16時10分

場所:京都府庁1号館3階会議室

出席者:

〔京都府〕山内副知事、山下副知事、本田政策企画部長、東川建設交通部長

廣瀨環境技術専門監、但馬商工労働観光部理事、安本農林水産部技監

前田山城広域振興局企画総務部長

〔城陽市〕奥田市長、出野副市長、吉岡市民経済環境部長

松本まちづくり推進部参事

 <概要>

〇城陽市東部丘陵地(山砂利採取跡地)の現状等について

〔城陽市〕

東部丘陵地の位置、先行整備地区、北幹線道路の整備、砂利採取地及び埋戻しの状況、これまでの城陽市における検討状況等について説明。

城陽市東部丘陵地整備計画(平成19年作成)において、先行整備地区として2区域を設定していることから、まずはこの2区域から具体的な土地利用を図るため、都市計画区域区分の見直しなどを進めていく。

整備に当たっては、土地区画整理事業等の方法について検討中。

北幹線道路については、現在、概略設計を実施中。

〇課題について

〔京都府〕

都市計画を見直して市街化区域編入を行うには、城陽市の土地利用案ができてから早くても概ね2年はかかる。そのため、府と市で十分調整しながら早急に対応していくことが必要。

保安林の解除に向けた手続については、暫定的な計画ではなく、具体的な計画の策定が必要。その上で、解除に向けた協議に入っていく。

〇整備に向けた今後の進め方について

〔京都府〕

まちづくりを進めるには、都市計画を見直して市街化区域へ編入することが必要。そのためには、城陽市からまちづくりのビジョンなどを示していただき、早く議論を進めていく必要がある。

併せて、保安林解除手続も必要。解除の手続を進めるためには、国へ解除申請ができるよう、下流域の住民の合意や環境面の維持など、具体的で公益性のある計画の内容を詰めていかなければならない。

まずは城陽市で考え方を整理し、その上で、事務的にプロジェクトチームを作って検討を進めていきたい。

城陽市において当該地の市街化区域編入や、どのように国に説明していくかを検討し、早く相談していただきたい。

北幹線道路の整備についても、全体のまちづくりの考え方や側道としての必要性などを調整しなければ、ネクスコも簡単には話しに応じてもらうことは困難。

他にも、いろいろと法令の規制があることから、これらの法令上の課題を解決していかなければならない。課題とやるべきことは明確なので、プロジェクトチームで精力的に取り組んでもらうことが必要。

〔城陽市〕

東部丘陵地整備計画は、平成19年に作った計画だが、この間、市を取り巻く社会経済状況等が変化したことから、今の時代に合ったものにしていかなけばならない。早急に計画を作成しないと後の手続きが間に合わないということなので、急いで作成したい。

計画の作成に当たっては、地元や地権者等との調整も必要だが、全体としては、みなさんにご協力いただけるものと考えている。拙速になってはいけないが、慎重かつ大胆に進める。具体的には、商業地にはどういうケースかとか、新名神高速道路が開通することによる交通量の予測を立てながら進めていかなければならない。

北幹線道路については、ネクスコが整備する機能補償道路部分も考慮しながら、市としても整備していかなければならない。また、国道307号や木津川運動公園、将来の宇治木津線との連携も踏まえ、北幹線道路を検討していく。

城陽市だけでできるところと、府の力を借りなければならないこと、国の力を借りなければならないことがあるので、今後とも協力願いたい。〔以上〕

配布資料(PDF:2,791KB)

 

 

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