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権現山京都府歴史的自然環境保全地域(平成元年3月24日指定)
場所 | 京丹後市峰山町吉原権現山 地内(吉原山城跡周辺地域) |
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指定面積 | 14.83 ヘクタール |
指定理由 | 京丹後市峰山町の北西に位置する権現山(標高181m)は、古くから信仰の対象として、城跡とともに自然が守られてきた地域である。特にほぼ極相状態の常緑広葉樹林や典型的な遷移途上の形態を示す落葉広葉樹林、針葉樹林などの天然林と吉原山城跡等の歴史的遺産などが密接に結びついて優れた歴史的風土を形成しているため、保全地域に指定している。 |
主な規制内容 | 特別地区:10.33 ヘクタール 野生動植物保護地区:10.33 ヘクタール 普通地区:4.50 ヘクタール |
植生の概要 | 本地域の植生は、権現山山頂から南に流出している二つの渓流により区分される。北側渓流の流域は、ほとんどスギ・ヒノキなどの人工林であるのに対し、南側渓流の流域は、山頂部から南斜面にスダジイ林が、尾根の末端部にはモミの優占する林分が見られる。さらに、南北の渓流を分ける尾根部には、アベマキ・コナラを主とする落葉広葉樹林が分 布している。 |
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シイの巨木
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吉原山城二の丸跡のシイ林
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