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小塩山京都府歴史的自然環境保全地域(昭和62年3月10日指定)
場所 | 京都市西京区大原野石作町 地内(金蔵寺周辺地域) |
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指定面積 | 28.38 ヘクタール |
指定理由 | 本地域は、京都市西京区大原野にある小塩山(標高642m)の東南斜面中腹に位置し、平安時代、都の平安を祈念して設けられた西の岩倉に当たる金蔵寺とその周辺地域であり、古くから自然が保持されてきたところである。特に金蔵寺の本堂や仁王門等の歴史的遺産がすぐれた天然林等と一体となって歴史的風土が形成されていることから、保全地域に指定している。 |
主な規制内容 | 特別地区:4.13 ヘクタール 野生動植物保護地区:4.13 ヘクタール 普通地区:24.25 ヘクタール |
植生の概要 | 本地域の植生は、本堂の裏山に見られるモミ林と区域の最大面積を占める落葉広葉樹林に区分できる。モミ林は、高木層にモミをはじめウラジロガシやアラカシ、シラカシなどが出現し、変化に富む構成を示している。落葉広葉樹林は、アベマキ-コナラ林で、コナラをはじめアベマキ、クリ、ウリカエデなどが出現する典型的な代償植生である。 |
金蔵寺参堂
金蔵寺本堂から遠望
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