生息・生育地──桂離宮調査
京都府レッドデータ調査では、原則として野生生物種の分類群ごとや、地形・地質、自然生態系の分野ごとに、それぞれ現地調査を実施したが、京都府内の自然環境保全上重要な場所については、野生生物種の分類群や地形・地質などの分野を超えて多角的な調査を行うため、合同の調査グループを作り、合同現地調査を実施した。
ここでは、平成24年に2回の合同調査を実施した桂離宮調査の概要を取りまとめた。
1 調査日時
第1回 平成24年8月4日(土)/第2回 10月14日(日)
2 調査場所
桂離宮(京都市西京区桂御園)
3 調査目的
桂離宮は、17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造営されたもので、日本庭園として最高の名園といわれる。古くから皇室ゆかりの地としてたいせつに守られてきたため、区域内に生息・生育している野生生物について捕獲採取圧や外来種による影響がないと思われたため、京都府レッドデータブック見直しのための調査の一環として、野生生物調査を夏期と秋期の2度実施した。
調査参加者
※所属・役職は調査実施当時のものです。
分 野 | 氏 名 | 所 属 | 8/4 | 10/14 |
---|---|---|---|---|
哺乳類 | 村上 興正 | 京都府環境審議会自然・鳥獣保護部会長 | ○ | |
鳥類 | 須川 恒 | 龍谷大学非常勤講師 | ○ | |
梶田 学 | 日本鳥学会会員 | ○ | ||
は虫類・両生類 | 松井 正文 | 京都大学大学院人間・環境学研究科教授 | ○ | |
田邊 真吾 | 日本爬虫両棲類学会 | ○ | ○ | |
西川 完途 | 京都大学大学院人間・環境学研究科助教 | ○ | ||
淡水魚類 | 細谷 和海 | 近畿大学大学院農学研究科教授 | ○ | ○ |
川瀬 成吾 | 近畿大学大学院農学研究科院生 | ○ | ○ | |
田中 和大 | 近畿大学農学部学生 | ○ | ○ | |
須藤 允之 | 近畿大学農学部学生 | ○ | ○ | |
辻野 寿彦 | 大阪市立三国中学校教諭 | ○ | ○ | |
林 博之 | 京都府立嵯峨野高等学校教諭 | ○ | ||
東山 憲行 | 京都府総合教育センター研究主事 | ○ | ||
淡水産貝類 | 近藤 高貴 | 大阪教育大学教授 | ○ | |
陸産貝類 | 中井 克樹 | 滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員 | ○ | |
石田 未基 | 滋賀県立琵琶湖博物館 | ○ | ||
昆虫類 | 吉安 裕 | 元京都府立大学教授 | ○ | |
田端 修 | 関西トンボ研究会委員 | ○ | ||
中尾 史郎 | 京都府立大学応用昆虫学研究室 | ○ | ||
加村 隆英 | 追手門学院大学社会学部教授 | ○ | ||
クモ類 | 金野 晋 | 日本蜘蛛学会 | ○ | ○ |
吉田 真 | 立命館大学理工学部名誉教授 | ○ | ||
種子植物 | 細見 俊樹 | 京都植物同好会/木津川市植物同好会 | ○ | ○ |
山本 義則 | 京都植物同好会 | ○ | ○ | |
近藤 和男 | 乙訓の自然を守る会 | ○ | ○ | |
光田 重幸 | 同志社大学理工学部准教授 | ○ | ○ | |
藤井 肇 | 京都府希少野生生物保全推進委員 | ○ | ○ | |
赤松 富子 | 京都植物同好会 | ○ | ||
コケ植物 | 道盛 正樹 | NPO法人大阪自然史センター理事 | ○ | ○ |
秋山 弘之 | 兵庫県立大学教授 | ○ | ||
中嶋 智子 | 京都府保健環境研究所主任研究員 | ○ | ||
石野 茂 | 京都府文化環境部環境・エネルギー局長 | ○ | ||
木下 直己 | 京都府文化環境部自然環境保全課 課長 | ○ | ○ | |
本田 修江 | 京都府文化環境部自然環境保全課 副課長 | ○ | ||
島 純一 | 京都府文化環境部自然環境保全課 主査 | ○ | ○ | |
足立 真理子 | 京都府文化環境部自然環境保全課 主事 | ○ | ||
計 | 29名 | 22名 |
哺乳類
ほ乳類確認種リスト
アライグマ | 爪痕多数。聞き込みにより離宮内で捕獲確認ありとのこと |
---|---|
イタチ類 | 糞による確認 |
コウモリ類の1種 | 目撃情報。聞き込みにより何度もコウモリ類の飛翔を確認。 アブラコウモリらしい |
食虫類やネズミ類の坑道等は一切発見されなかった。とくに庭園部は管理されており庭木は植樹されているが下層植生などない状態。外縁に近い場所にムクノキ、シイ・、ケヤキ等の大木(胸高直径約38cm~1m、樹高30m以上)があり、樹洞があるものあり。今回はムササビ等の痕跡は発見できなかったが生息の可能性はある。外縁の一部にはマダケの竹林が広がっているが巣穴などはない。また大木の下も下層植生はなく小型哺乳類の生息は困難と推定される。樹洞棲のコウモリが生息している可能性は否定できない。その他、タヌキは生息の可能性があるが、今回、足跡等は発見されなかった。
庭園として造園されており、面積も狭く、通常の社寺林と比較しても哺乳類相は貧困。樹齢数百年の巨木があり樹洞もできつつあるので、樹洞棲のコウモリやムササビが生息する可能性がある点が特異。建物の外側にはアライグマの爪痕が多い。中はチェックした場所では比較的少なかったが、屋内に侵入し天井等で繁殖する可能性があり、捕獲等の対策は必要。離宮内に水田があるが、周辺の桂川にはヌートリアが多数生息しており、水路沿いにヌートリアが侵入すると被害が生じる恐れがあるので監視は必要。
鳥類
確認されたのは、外来種であるカワラバト(ドバト)を含め6目17科28種、京都府における季節移動型別に見ると、留鳥が20種、夏鳥が4種、冬鳥が2種、旅鳥が2種。留鳥が多数確認されるとともに、秋の渡り期であるため渡去直前の夏鳥、渡来直後の冬鳥、渡り期に通過する旅鳥も確認された。
鳥類確認種リスト
目 | 科 | 種名 | 京都府の季節移動型 | 最大同時確認数(羽) |
---|---|---|---|---|
カモ目 | カモ科 | カルガモ | 留鳥 | 1 |
ハト目 | ハト科 | カワラバト(ドバト)〈外来種〉 | 留鳥 | 3 |
ハト目 | ハト科 | キジバト | 留鳥 | 2 |
カツオドリ目 | ウ科 | カワウ | 留鳥 | 2 |
ペリカン目 | サギ科 | アオサギ | 留鳥 | 1 |
キツツキ目 | キツツキ科 | コゲラ | 留鳥 | 1 |
スズメ目 | モズ科 | モズ | 留鳥 | 1 |
カラス科 | ハシボソガラス | 留鳥 | 1 | |
ハシブトガラス | 留鳥 | 1 | ||
シジュウ | ヤマガラ | 留鳥 | 1 | |
カラ科 | シジュウカラ | 留鳥 | 2 | |
ツバメ科 | ツバメ | 夏鳥 | 1 | |
コシアカツバメ | 夏鳥 | 2 | ||
ヒヨドリ科 | ヒヨドリ | 留鳥 | 8 | |
ムシクイ科 | メボソムシクイ | 旅鳥 | 1 | |
メジロ科 | メジロ | 留鳥 | 26 | |
ムクドリ科 | ムクドリ | 留鳥 | 2 | |
ヒタキ科 | クロツグミ | 夏鳥 | 1 | |
ツグミ | 冬鳥 | 2 | ||
エゾビタキ | 旅鳥 | 1 | ||
キビタキ | 夏鳥 | 1 | ||
スズメ科 | スズメ | 留鳥 | 2 | |
セキレイ科 | キセキレイ | 留鳥 | 3 | |
ハクセキレイ | 留鳥 | 1 | ||
セグロセキレイ | 留鳥 | 1 | ||
アトリ科 | カワラヒワ | 留鳥 | 4 | |
シメ | 冬鳥 | 8 | ||
イカル | 留鳥 | 1 |
両生・は虫類
2012年10月14日の調査では両生類1目1科2属2種、爬虫類2目4科5属5種の生息を確認した。夏の調査では確認できなかったイシガメを確認することができた。一方、夏に確認できたニホンアマガエル(水田)やウシガエル(庭園)は確認できなかった。庭園での個体数は、いずれの種においても少なかった。トノサマガエルは東側の竹林沿いで幼体1個体と水田部で幼体2個体を確認した。ヌマガエルは水田部で幼体数十個体を確認した。なお、確認個体の半数以上に背中線が認められた。クサガメは池で雄の成体1個体、東側の竹林沿いで雌の成体の死体を確認した。イシガメは池で雌の成体1個体を確認した。ミシシッピアカミミガメは魚類調査で捕獲されたもので、夏に捕獲された個体同様、黒化の著しい雄の老熟個体であった。ニホンヤモリは庭園内の建物の壁面数か所で糞を確認した。シマヘビは南側の石垣で脱皮殻を確認した。
昆虫類・クモ類
① 蜻蛉(トンボ)目
桂離宮におけるトンボの生息環境は、今回の調査で特に注目される種は得られず、周辺地域と類似したものであった。ただ同じような環境で多くの場合に見られるクロイトトンボが確認できなかったのは、邸内の水域に浮葉植物や沈水植物などの産卵植物がほとんどないためと考えられる。春秋の調査を加えれば、確認できる種数はもっと増えると思われる。ただし、近隣では確認されていなかったオオサカサナエは邸内での発生ではなく、おそらく外部からの侵入と考えられるが、桂川ではこれまで本種のきちんとした確認調査はなく、今後周辺河川の調査と合わせて離宮内での分布を考える必要がある。以下に全13種について、概略を記す。
シオカラトンボ(午前・水田・午後)……優先種。池及び水田で多く見られた。
オオヤマトンボ(午前・午後)……池において♂のパトロール飛翔が時々見られ、別の調査グループが終齢幼虫を採集していたので離宮の池でも発生していると思われる。
ショウジョウトンボ(午前)……池において1~2の♂を確認。♀は見られなかったが水田で羽化殻1個確認。離宮内でも発生していると思われる。
ウスバキトンボ(午前・水田・午後)……池、水田、空き地などで確認。南方からの飛来種であるが、水田などで一時的に発生していると思われる。
コシアキトンボ(午前・午後)……シオカラトンボについで個体数が多かった。離宮内の池などで発生していると思われる。
アオモンイトトンボ(午前・午後)……池の挺水植物付近などで少数の♂・♀が見られ、多くはないが発生していると思われる。
アジアイトトンボ(午前)……アオモンイトトンボに混じり、池の挺水植物付近などで少数の♂・♀が見られ、多くはないが発生していると思われる。
モノサシトンボ(午前)……地下水の汲み上げ付近で1♂のみ確認。他に見られなかったので桂川から飛来してきたと思われる。
コオニヤンマ(午前)……地下水の汲み上げ付近で1♂のみ確認。桂川から飛来してきたと思われる。
ハグロトンボ(午前)……地下水の汲み上げ付近の竹林内などで少々確認。産卵植物などは不明であるが、離宮内の水路で発生している可能性はある。
マユタテアカネ(午前・午後)……池の排水口付近で2♂1♀確認。水深の浅い用水路で発生していると思われる。
ギンヤンマ(水田・午後)……水田・池で1~2♂の飛翔を確認。
オオサカサナエ(午後)……4時頃、飛来して高さ4mの庭木中ほどに静止する個体を金野調査員が見つけ、田端調査員が採集し確認したところ本種♀であった。大きな河川や湖に生息する種類なので、桂川にも生息しているのか今後の調査が必要である(琵琶湖、宇治川、木津川、淀川などに生息)。
② 革翅(ハサミムシ)目
1種のみが発見された。
③ 直翅(バッタ)目
調査時には2種が見られたが、まだ多数いると思われる。
④ 半翅(カメムシ)目
半翅類は7種が確認された。特に離宮に隣接する水田内でコオイムシの幼虫が採集された。本種は環境省のRDBでは準絶滅危惧、京都府のRDBでも準絶滅危惧種となっている。京都府保健環境研究所の中島智子氏によると桂離宮周辺のため池等でも近年見られることがあり、理由は不明であるが、近年京都市内では多少個体数が回復してきたものと思われる。ほかに、同じ水田では、マルミズムシが水田で見られた。
⑤鱗翅(チョウ)目
鱗翅類は幼虫のみの種を合わせ16種が確認された。蛾類は基本的に夜行性昆虫なので、昼間の調査では特筆すべき種は見られなかったが、注目されるのは離宮内の池に小規模に栽植されているヒメコウホネに寄生するミドロミズメイガの幼虫が確認されたこと。本種の和名は京都市の深泥池で最初に幼虫が発見されたことから名づけられ、これまで市内では深泥池が唯一の生息地であったので2番目の生息池となる。全国的に見て希少種ではないが、生息地は少なく、いずれも近年攪乱されていない池や湖にのみ生息し、皇居の池でも見いだされている。したがって、桂離宮においては環境攪乱がなく、本種がヒメコウホネの歴史とともに長年生息できたものと思われる。
⑥鞘翅(コウチュウ)目
鞘翅目は13種が採集・確認された。採集はしなかったが、調査中に離宮内西縁のエノキ高木上で多数のヤマトタマムシ成虫が飛翔しているのを目撃した。近年、個体数が減少している昆虫であるので、現在の生息環境を保持することが望まれる。
⑦双翅(ハエ)目
双翅目は1種しか得られなかった。池内のイネ科植物上にいたヤチバエについては、種の確定ができなかったが、後日専門家に同定依頼することにしたい。
⑧膜翅(ハチ)目
本目はアリ類を除き、4種が採集・確認された。特に注目すべき種はいなかった。
⑨クモ目
本目は11種が採集された。
キシノウエトタテグモは環境省と京都府のRDBで準絶滅危惧種に指定されているが、京都市内には比較的多数生息している。本種から発生する冬虫夏草のクモタケも確認された。
ワスレナグモも同様に準絶滅危惧種に指定されているが、今回確認された種の中では最も注目すべき種である。地中に管状の巣を営巣し地表に開口部を持つ。分布は広いものの、その生息範囲は狭く、特定の場所で多産することが多い。しかし、京都府では、今のところ多産地は見つかっておらず、偶発的に採集されている。都市周辺の公園や畑地で見つかることが多く、京都の神社仏閣は貴重な生息環境であると思われるが、いずれも庭園管理のために人手が多く入り、攪乱要因となっていると思われる。親の巣から分散するときを除き、移動性に乏しく、既知産地の周辺に生息地があるものと思われるが、非常に見つけにくいため桂離宮での今後の動向に注意していきたい。
昆虫類確認種リスト
※太字は注目すべき種、下線は水田で採集・目撃。 Y:吉安、T:田端、K:金野
目 | 和名 | 種の学名 | 科 | 備考(寄主ほか) | 採集・目撃者 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 蜻蛉目 | シオカラトンボ | Orthetrum albistylum speciosum | トンボ科 | 目撃 | TY | |
2 | オオヤマトンボ | Epophthalmia elegans | エゾトンボ科 | 目撃 | T | ||
3 | ショウジョウトンボ | Crocothemis servilia mariannae | トンボ科 | 目撃 | T | ||
4 | ウスバキトンボ | Pantala flavescens | トンボ科 | 目撃 | T | ||
5 | コシアキトンボ | Pseudothemis zonata | トンボ科 | 目撃 | T | ||
6 | アオモンイトトンボ | Ischnura senegalensis | イトトンボ科 | 目撃、1♂1♀ | TY | ||
7 | アジアイトトンボ | Ischnura sasiatica | イトトンボ科 | 目撃 | T | ||
8 | モノサシトンボ | Copera annulata | モノサシトンボ科 | 目撃 | T | ||
9 | コオニヤンマ | Sieboldius albardae | サナエトンボ科 | 目撃 | T | ||
10 | ハグロトンボ | Calopterllyx atrata | カワトンボ科 | 目撃 | T | ||
11 | マユタテアカネ | Sympetrum eroticum eroticum | トンボ科 | 目撃 | T | ||
12 | ギンヤンマ | Anax parthenope | ヤンマ科 | 目撃 | T | ||
13 | ウチワヤンマ | Sinictinogomphus clavatus | サナエトンボ科 | 目撃 | T | ||
14 | オオサカサナエ | Stylurus annulatus | サナエトンボ科 | 1♀ | TK | ||
15 | 革翅目 | ヒゲジロハサミムシ | Gonolabis marginalis | ハサミムシ科 | 1幼虫 | Y | |
16 | 直翅目 | クサキリ | Ruspolia lineosa | キリギリス科 | 1♀ | K | |
17 | ショウリョウバッタ | Acrida cinerea | バッタ科 | 目撃 | Y | ||
18 | 半翅目 | クマゼミ | Cryptotympana facialis | セミ科 | 目撃 | Y | |
19 | アブラゼミ | Graptopsaltria nigrofuscata | セミ科 | 目撃 | Y | ||
20 | ニイニイゼミ | Platypleura kaempferi | セミ科 | 目撃 | Y | ||
21 | ナミアメンボ | Gerris paludum | アメンボ科 | 1♀ | Y | ||
22 | ヒメアメンボ | Geris lacustris | アメンボ科 | 1♀1♂ | YK | ||
23 | コオイムシ | Apasus japonicus | コオイムシ科 | 2幼虫 | 京都府準絶滅危惧種 | YK | |
24 | マルミズムシ | Paraplea japonica | マルミズムシ科 | 1ex. | Y | ||
25 | 鱗翅目 | ミドロミズメイガ | Neoshoenobia testacealis | ツトガ科 | 幼虫 | ヒメコウホネ他、コウホネ | Y |
26 | ミツテンノメイガ | Mabra Charonialis | ツトガ科 | 1♂ | 幼虫はクリ、サクラの枯葉食 | Y | |
27 | モンキクロノメイガ | Herpetogramma luctuosalis | ツトガ科 | 2♀ | ブドウ科植物 | Y | |
28 | アカウスグロノメイガ | Bradina angustalis pryeri | ツトガ科 | 1♀ | Y | ||
29 | セスジノメイガ | Sinibotys evenoralis | ツトガ科 | 幼虫 | タケ類の葉 | Y | |
30 | シマメイガ亜科 | Pyralinae sp. | ツトガ科 | 幼虫 | アラカシの葉 | Y | |
31 | ウンモンスズメ | Callambulyx tatarinovii | スズメガ科 | 成虫 | ケヤキ、ハルニレ、アキニレ | K | |
32 | ナミアゲハ | Papilio xuthus | アゲハチョウ科 | 目撃 | カンキツ類 | YTK | |
33 | アオスジアゲハ | Graphium | アゲハチョウ科 | 成虫 | クス | YTK | |
34 | ゴマダラチョウ | Hestina persimilis japonica | タテハチョウ科 | 目撃 | エノキ | Y | |
35 | ツマグロヒョウモン | Argyreus hyperbius | タテハチョウ科 | 目撃 | スミレ類 | T | |
36 | ヤマトシジミ | Zizeeria maha | シジミチョウ科 | 目撃 | カタバミ | TYK | |
37 | ウラギンシジミ | Curetis acuta | シジミチョウ科 | 目撃 | フジ、ヤマフジなど | TY | |
38 | ムラサキシジミ | Narathura japonica | シジミチョウ科 | 目撃 | アラカシなどカシ類 | TK | |
39 | タケアツバ | Rivula aequalis | ヤガ科 | 1♂ | モウソウチク他タケ類 | Y | |
40 | ヤガ科の1種 | Noctuidae sp. | ヤガ科 | 幼虫 | イネ科 | Y | |
41 | 鞘翅目 | ヤマトタマムシ | Chrysochuroa fulgidissima | タマムシ科 | 1 ex. | エノキ | Y |
42 | オオヒラタゴミムシ | Platynus magnus | オサムシ科 | 1♀ | K | ||
43 | チビゲンゴロウの1種 | Hydroglyphus sp. | ゲンゴロウ科 | 2 exs. | Y | ||
44 | ヒメガムシ | Stemolophus rufipes | ガムシ科 | 1♂ | K | ||
45 | タマガムシ | Amphiops mater | ガムシ科 | 1 ex. | K | ||
46 | イネミズゾウムシ | Lissorhoptrus oryzophilus | ゾウムシ科 | 1 ex. | イネ科 | Y | |
47 | カブトムシ | Trypoxylus dichotomus | コガネムシ科 | 1♀ | K | ||
48 | カナブン | Rhomborrhina japonica | コガネムシ科 | 1 ex. | K | ||
49 | アオドウガネ | Anomala albopilosa | コガネムシ科 | 1 ex. | K | ||
50 | ヒラタクワガタ | Dorcus titanus | クワガタムシ科 | 1♂ | K | ||
51 | ニジゴミムシダマシ | Tetraphyllus lunuliger | ゴミムシダマシ科 | 1 ex. | K | ||
52 | アカハナカミキリ | Aredolpona succedanea | カミキリムシ科 | 1♀ | マツ科および一部の広葉樹 | K | |
53 | ナガゴマフカミキリ | Mesosa longipennis | カミキリムシ科 | 1死体 | 各種広葉樹およびアカマツ | K | |
54 | 双翅目 | ヤチバエ科の1種 | Sciomyzidae sp. | ヤチバエ科 | 2 exs. | 池内の水草 | Y |
55 | 膜翅目 | フタモンアシナガバチ | Polistes chinensis | スズメバチ科 | 1 ex. | Y | |
56 | ドロバチの一種 | Eumenes sp. 1 | スズメバチ科 | 1 ex. | K | ||
57 | トックリバチの一種 | Eumenes sp. 2 | スズメバチ科 | 1 ex. | K | ||
58 | ハキリバチの一種 | Megachilidae sp. | ハキリバチ科 | 1 ex. | K |
目 | 和名 | 種の学名 | 科 | 備考(寄主ほか) | 採集・目撃者 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | クモ目 | キシノウエトタテグモ | Latouchia swinhoei typica (Kishida 1913) | トタテグモ科 | 1 ex | 京都府準絶滅危惧種 | K |
2 | ワスレナグモ | Calommata signata Karsch 1879 | ジグモ科 | 1幼体 | 京都府準絶滅危惧種 | K | |
3 | ヤマウズグモ | Octonoba varians (Bösenberg & Strand 1906) | ウズグモ科 | 1♀ | K | ||
4 | ニホンヒメグモ | Parasteatoda japonica (Bösenberg & Strand 1906) | ヒメグモ科 | 1♀ | K | ||
5 | ジョロウグモ | Nephila clavata L. Koch 1878 | ジョロウグモ科 | 1幼体 | K | ||
6 | ギンメッキゴミグモ | Cyclosa argenteoalba Bösenberg & Strand 1906 | コガネグモ科 | 1♀ | K | ||
7 | ヒラタグモ | Uroctea compactilis L. Koch 1878 | ヒラタグモ科 | 1♀ | K | ||
8 | クサグモ | Agelena silvatica Oliger 1983 | タナグモ科 | 1♀ | K | ||
9 | チビコモリグモ | Piratula procurvus (Bösenberg & Strand 1906) | コモリグモ科 | 1♀ | K | ||
10 | ヒトオビトンビグモ | Hitobia unifascigera (Bösenberg & Strand 1906) | ワシグモ科 | 1♀ | K | ||
11 | エキスハエトリ | Laufeia aenea Simon 1889 | ハエトリグモ科 | 1♀ | K |
淡水魚類
①調査方法
タモ網、投網、ゴリ追い込み網、モンドリ(セルビン)
②調査場所
池……天橋立付近を午前中に調査、賞花亭周辺を午後に調査
水路…竹林亭跡、卍亭跡周辺、通用門付近の水路を午前中に調査
水田…離宮より少し離れたところにある水田や水路を午後に調査
③調査結果 淡水魚類確認種リスト
在来種
和名 | 学名 | 池 | 水路 | 水田 |
---|---|---|---|---|
オイカワ | Opsariichthys platypus | - | - | + |
タモロコ | Gnathopogon elongatus elongatus | + | - | - |
ムギツク | Pungtungia herzi | - | - | + |
コウライニゴイ | Hemibarbus labeo | - | - | + |
コイ | Cyprinus carpio | + | - | - |
ゲンゴロウブナ | Carassius cuvieri | ++ | - | - |
ミナミメダカ | Oryzias latipes | - | - | +++ |
トウヨシノボリ | Rhinogobius kurodai | ++ | ++ | - |
-:0個体 +:1~10個体 ++:11~20個体 +++21個体以上
外来種または飼育品種
和名 | 学名 | 池 | 水路 | 水田 |
---|---|---|---|---|
ヒメダカ | Oryzias latipes var. | - | - | + |
オオクチバス | Micropterus salmoides | +++ | + | - |
陸産貝類
陸産貝類確認種リスト
●京都府絶滅危惧種 ※外来種
科名 | 和名 |
---|---|
カワザンショウガイ科 | ※ウスイロオカチグサ |
マルナタネ科 | ヒラドマルナタネ |
キセルガイ科 | ナミコギセル |
オカクチキレガイ科 | オカチョウジガイ |
ホソオカチョウジガイ | |
※トクサオカチョウジガイ | |
コハクガイ科 | ※コハクガイ |
ナメクジ科 | ヤマナメクジ |
ベッコウマイマイ科 | ウラジロベッコウ |
ナミヒメベッコウ | |
ヒメベッコウ属の一種 | |
カサキビ属の一種 | |
マルシタラ属の一種 | |
オナジマイマイ科 | ●クチマガリマイマイ |
マメマイマイ | |
ウスカワマイマイ | |
ナミマイマイ | |
クチベニマイマイ | |
マイマイ属の一種 |
淡水産貝類
淡水貝類相は貧弱で、在来種はヒメモノアラガイだけであった。
庭園の池で淡水貝類がほとんど見られないのは、コイによる捕食圧が高いためと考えられる。実際、ヒメモノアラガイやサカマキガイは水草か護岸の石の間等におり、池底ではタイワンシジミの死殻が見つかっただけであった。なお、ハブタエモノアラガイは水中ではなく、陸上に這い上がっている個体が見つかった。オオマリコケムシは小さな群体と休芽の両方が見つかった。
淡水産貝類確認種リスト
種類 | 庭園の池 | 水田の水路 | 水田 |
---|---|---|---|
ヒメモノアラガイ | ◯ | ◯ | ◯ |
ハブタエモノアラガイ※ | ◯ | ||
サカマキガイ※ | ◯ | ◯ | ◯ |
タイワンシジミ(死殻)※ | ◯ | ◯ |
その他(無脊椎動物)
種類 | 庭園の池 | 水田の水路 | 水田 |
---|---|---|---|
オオマリコケムシ※ | ◯ |
※外来種
維管束植物
維管束植物確認種リスト
目名 | 科名 | 種名 | 学名 | 備考 |
---|---|---|---|---|
シダ植物 | トクサ科 | スギナ | Equisetum arvense | |
ウラジロ科 | コシダ | Dicranopteris linearis | ||
フサシダ科 | カニクサ | Lygodium japonicum | ||
チャセンシダ科 | トラノオシダ | Asplenium incisum | ||
オシダ科 | ベニシダ | Dryopteris erythrosora | ||
ヒメシダ科 | コハシゴシダ | Thelypteris angustifrons | ||
シノブ科 | シノブ | Davaria mariesii | ソテツに着生 | |
ウラボシ科 | ノキシノブ | Lepisorus thunbergianus | ||
ウラボシ科 | ミツデウラボシ | Crypsinus hastatus | ||
ソテツ科 | ソテツ | Cycas revoluta Thunb. | 植栽 | |
マツ科 | クロマツ | Pinus thunbergii | 植栽 | |
モミ | Abies firma | 植栽 | ||
裸子植物 | スギ科 | スギ | Cryptomeria japonica | 植栽 |
ヒノキ科 | アスナロ | Thujopsis dolabrata | 植栽 | |
ヒノキ | Chamaecyparis obtusa | 植栽 | ||
マキ科 | イヌマキ | Podocarpus macrophyllus | 植栽 | |
被子植物 双子葉直物 離弁花類 |
ブナ科 | アラカシ | Quercus glauca | 植栽 |
ウラジロガシ | Quercus salicina | 植栽 | ||
クヌギ | Quercus acutissima | 植栽 | ||
コジイ | Castanopsis cuspidata | 植栽 | ||
シラカシ | Quercus myrsinaefolia | 植栽 | ||
ツブラジイ | Castanopsis cuspidata | |||
ニレ科 | エノキ | Celtis sinensis | ||
ケヤキ | Zelkova serrata | |||
ムクノキ | Aphananthe aspera | |||
クワ科 | イタビカズラ | Ficus oxyphylla | ||
クワクサ | Fatoua villosa | |||
タデ科 | イタドリ | Reynoutria japonica | ||
ヤマゴボウ科 | ヨウシュヤマゴボウ | Phytolacca americana | ||
ザクロソウ科 | クルマバザクロソウ | Mollugo verticillata | ||
ザクロソウ | Mollugo pentaphylla | |||
スベリヒユ科 | スベリヒユ | Portulaca oleracea | ||
ナデシコ科 | ツメクサ | Sagina japonica | ||
フジグロ | Silene firma Sieb. | |||
ヒユ科 | ヒナタイノコズチ | Achiranthes bidentata var. tomentosa | ||
ヒルガオ科 | アメリカアサガオ | Ipomoea hederacea (L.) Jacq. | ||
マツブサ科 | マツブサ | Schisandra nigra Maxim. | ||
クスノキ科 | クスノキ | Cinnamomum camphora | ||
ヤブニッケイ | Cinnamomum japonicum | |||
キンポウゲ科 | キツネノボタン | Ranunculus silerifolius | ||
ケキツネノボタン | Ranunculus cantoniensis | |||
スイレン科 | コウホネ? | Nuphar japonicum | 何コウホネか | |
ドクダミ科 | ドクダミ | Houttuynia cordata | ||
ハンゲショウ | Saururus chinensis | 植栽 | ||
ツバキ科 | サカキ | Creyera japonica | ||
サザンカ | Camelia sasanqua Thunb. | 植栽 | ||
ツバキ | Camellia japonica | 植栽 | ||
ヒサカキ | Eurya japonica | |||
モッコク | Ternstroemia gymnanthera | 植栽 | ||
オトギリソウ科 | コケオトギリ | Hypericum laxum | 苞と葉が同形 | |
ヒメオトギリ? | Hypericum japonicum | ピンボケ確認できず | ||
アブラナ科 | イヌガラシ | Rorippa indica | ||
トベラ科 | トベラ | Pittosporum tobira | 植栽 | |
バラ科 | ウメ | Prunus mume | 植栽 | |
カナメモチ | Photinia glabra | 植栽 | ||
カマツカ | Pourthiaea villosa var. laevis | 植栽 | ||
ソメイヨシノ | Cerasus × yedoensis (Matsum.) A. V. Vassil. | 植栽 | ||
マメ科 | アレチヌスビトハギ | Desmodium paniculatum | ||
クサネム | Aeschynomene indica | |||
シロツメクサ | Trifolium repens | |||
ネコハギ | Lespedeza pilosa | |||
ミヤギノハギ | Lespedeza thunbergii | |||
ミヤコグサ | Lotus corniculatus var. japonicus | |||
メドハギ | Lespedeza cuneata | |||
ヤブマメ | Amphicarpaea bracteata var. japonica | |||
カタバミ科 | オッタチカタバミ | Oxalis stricta | ||
カタバミ | Oxalis corniculata | |||
トウダイグサ科 | エノキグサ | Acalypha australis | ||
オオニシキソウ | Euphorbia maculata | |||
コニシキソウ | Euphorbia supina | |||
コミカンソウ | Phyllanthus urinaria | |||
センダン科 | センダン | Melia azedarach var. | ||
カエデ科 | イロハモミジ | Acer palmatum | 植栽 | |
エンコウカエデ | Acer pictum forma marmoratum | 植栽 | ||
モチノキ科 | イヌツゲ | Ilex crenata | 植栽 | |
ウメモドキ | Ilex serrata | 植栽 | ||
クロガネモチ | Ilex rotunda | 植栽 | ||
タラヨウ | Ilex latifolia | 植栽 | ||
ニシキギ科 | ニシキギ | Euonymus alatus | 植栽 | |
マユミ | Euonymus sieboldianus | 植栽 | ||
ブドウ科 | ナツヅタ | Parthenocissus tricuspidata | ||
ヤブガラシ | Cayratia japonica | |||
スミレ科 | コスミレ | Viola japonica | ||
スミレ | Viola mandshurica | |||
タチツボスミレ | Viola grypoceras | |||
ツボスミレ | Viola verecunda | |||
ヒメスミレ | Viola minor | |||
フモトスミレ | Viola pumilio | |||
ウリ科 | スズメウリ | Melothria japonica | ||
アカバナ科 | コマツヨイグサ | Oenothera laciniata | ||
ユウゲショウ | Oenothera rosea Ait. | |||
ミズキ科 | アオキ | Aucuba japonica | ||
ウコギ科 | カクレミノ | Dendropanax trifidus | 植栽 | |
ヤツデ | Fastia japonica | |||
セリ科 | セリ | Oenanthe javanica | ||
チドメグサ | Hydrocotyle sibthorpioides | |||
ツボグサ | Centella asiatica | |||
被子植物 双子葉植物 合弁花類 |
リョウブ科 | リョウブ | Clethra barbinervis | |
ツツジ科 | アセビ | Pieris japonica | 植栽 | |
サツキ | Rhododendron indicum (L.)Sweet | 植栽 | ||
シャシャンボ | Vaccinium bracteatum | |||
ナツハゼ | Vaccinium oldhamii | |||
モチツツジ? オオムラサキ?など |
ツツジ科の植え込み多い | |||
ヤブコウジ科 | マンリョウ | Ardisia crenata | ||
ヤブコウジ科 | ヤブコウジ | Ardisia japonica | ||
サクラソウ科 | オカトラノオ | Lysimachia clethroides | ||
コナスビ | Lysimachia japonica forma subsessilis | |||
モクセイ科 | トウネズミモチ | Ligustrum lucidum | ||
ヒイラギ | Osmanthus aurantiacus var. thunbergii | |||
マチン科 | アイナエ | Mitrasacme pygmaea R.Br. | 府絶滅寸前種 | |
キョウチクトウ科 | テイカカズラ | Trachelospermum asiaticum var. intermedium | ||
ガガイモ科 | ガガイモ | Marsdenia japonica | ||
アカネ科 | アリドオシ | Damnacanthus indicus | ||
クチナシ | Gardenia jasminoides | 植栽 | ||
セイヨウクチナシ | Gardenia jasminoides | 植栽 | ||
ヘクソカズラ | Paederia scandens | |||
ヒルガオ科 | ヒルガオ | Calystegia japonica | ||
ムラサキ科 | マルバチシャノキ | Ehretia dicksonii | 植栽 | |
クマツヅラ科 | ランタナ | Lantana camara | 植栽 | |
シソ科 | イヌトウバナ | Clinopodium micranthum | ||
カキドオシ | Glechoma hederacea | |||
トウバナ | Clinopodium gracile | |||
ナス科 | アメリカイヌホオズキ | Solanum americanum | 散状の花 | |
イヌホオズキ | Solanum nigrum | 総状の花 | ||
フユサンゴ | Solanum pseudocapsicum | 植栽 | ||
ゴマノハグサ科 | アメリカアゼナ | Lindernia dubia | 鋸歯と葉柄があった | |
ウリクサ | Lindernia crustacea | |||
トキワハゼ | Mazus pumilus | |||
キツネノマゴ科 | キツネノマゴ | Justicia procumbens | ||
オオバコ科 | オオバコ | Plantago asiatica | ||
スイカズラ科 | ハクサンボク | Viburnum japonicum | 植栽 | |
キキョウ科 | ヒナキキョウ | Specularia biflora | ||
ミゾカクシ | Lobelia chinensis | |||
キク科 | アメリカセンダングサ | Bidens frondosa | ||
アメリカタカサブロウ | Eclipta alba | 葉がすんなりしていた | ||
アレチノギク | Conyza bonariensis | |||
オグルマ | Inula britannica L. subsp. japonica Kitam. | 府絶滅危惧種 | ||
オニノゲシ | Sonchus asper | |||
ウラジロチチコグサ | Gnaphalium spicatum | |||
オニタビラコ | Youngia japonica | |||
コセンダングサ | Bidens pilosa | |||
コバノセンダングサ | Bidens bipinnata | |||
タカサブロウ | Eclipta prostrata | |||
チチコグサ | Gnaphalium japonicum | |||
トキンソウ | Centipeda minima | |||
ニガナ | Ixeris dentata | |||
ノゲシ | Sonchus oleraceus | |||
ハキダメギク | Galinosoga ciliata | |||
フジバカマ | Eupatorium janonicum Thunb. ex Murray | 植栽 | ||
ヨメナ | Aster yomena | |||
ヨモギ | Artemisia indica | |||
単子葉植物 | ユリ科 | アマドコロ | Polygonatum odoratum | |
コバギボウシ | Hosta sieboldii forma lancifolia | |||
ジャノヒゲ | Ophiopogon japonicus | |||
ヒメヤブラン | Liriope minor | |||
ヤブラン | Liriope muscari | |||
ミズアオイ科 | コナギ | Monochoria vaginalis | ||
アヤメ科 | アヤメ | Iris sanguinea Hornem. | 植栽 | |
アヤメ科 | Iridaceae. Sp | |||
ツユクサ | ツユクサ | Commelina communis | ||
イネ科 | アキノエノコログサ | Setaria faberi | ||
イヌビエ | Echinochloa crus-galli | |||
エノコログサ | Setaria viridis | |||
オヒシバ | Eleusine indica | |||
カズノコグサ | Beckmannia syzigachne | |||
ギョウギシバ | Cynodon dactylon | |||
ケイヌビエ | Echinochloa crus-galli | |||
シナダレスズメガヤ | Eragrostis curvula | |||
シマスズメノヒエ | Paspalum dilatatum | |||
ジュズダマ | Coix lacryma-jobi | |||
スズメノカタビラ | Poa annua | |||
タイヌビエ | Echinochloa crus-galli | |||
イネ科 | タチスズメノヒエ | Paspalum urvillei | ||
ニワホコリ | Eragrostis multicaulis | |||
ハチク | Phyllostachys nigra | 植栽 | ||
ヒメアシボソ | Microstegium vimineum | |||
マダケ | Phyllostachys bambusoides | 植栽 | ||
メヒシバ | Digitaria ciliaris | |||
モウソウチク | Phyllostachys heterocycla | 植栽 | ||
サトイモ科 | ショウブ | Acorus calamus | ||
カヤツリグサ科 | カヤツリグサ | Cyperus microiria | ||
クグガヤツリ | Cyperus compressus | |||
クログワイ | Eleocharis kuroguwai | |||
ショクヨウガヤツリ | Cyperus esculentus | |||
ハタガヤ | Bulbostylis barbata | |||
ヒメクグ | Cyperus brevifolius | |||
ヒンジガヤツリ | Lipocarpha microcephala | |||
ラン科 | ネジバナ | Spiranthes sinensis |
コケ植物
コケ植物確認種リスト
学名 | 和名 | |
---|---|---|
蘚類 (学名のアルファベット順に配列) |
Brachythecium plumosum | ヒツジゴケ |
Brothera leana (Sull.) C.Muell. | シシゴケ | |
Bryum capillare Hedw. | ハリガネゴケ | |
Callicladium haldanianum (Grev.) Crum | クサゴケ | |
Campylopus japonicus Broth. | ヤマトフデゴケ | |
Campylopus japonicus Broth. | ヤマトフデゴケ | |
Ceratodon purpureus (Hedw.) Brid. | ヤノウエノアカゴケ | |
Climacium dendroides (Hedw.) Web. & Mohr | フロウソウ | |
Dicranella heteromalla (Hedw.) Schimp. | ススキゴケ | |
Eurhynchium savatieri Schimp. ex Besch. | ツクシナギゴケ | |
Fabronia matsumurae Besch. | コゴメゴケ | |
Fissidens adelphinus Besch. | コホウオウゴケ | |
Haplocladium angustifolium (Hampe & C.Muell.) Broth. | ノミハニワゴケ | |
Herpetineuron toccoae (Sull. & Lesq. ex Sull.) Card. | ラセンゴケ | |
Hyophila involuta (Hook.) Jaeg. & Sauerb. | カタハマキゴケ | |
Okamuraea brachydictyon (Card.) Nog. | ホソオカムラゴケ | |
Platygyrium repens (Brid.) Bruch & Schimp. | イヌサナダゴケ | |
Pohlia nutans (Hedw.) Lindb. | ヘチマゴケ | |
Pseudoleskeopsis zippelii (Dozy & Molk.) Broth. | アサイトゴケ | |
Ptycomitrium linearifolium Reim. | イシノウエノヒダゴケ | |
Pylaisiadelpha tenuirostris (Bruch & Schimp.) Buck | コモチイトゴケ | |
Scopelophila cataractae (Mitt.) Broth. | ホンモンジゴケ | |
Sematophyllum pulchellum (Card.) Broth. | セイナンナガハシゴケ | |
Sematophyllum subpinnatum (Brid.) E.G.Britton | タカサゴキリゴケ | |
Taxiphyllum alternans (Card.) Iwats. | コウライイチイゴケ | |
Thuidium cymbifolium (Dozy & Molk.) Dozy & Molk. | ヒメシノブゴケ | |
苔類 | Cololejeunea japonica (Schiffn.) S.Hatt. ex Mizut. | ヤマトヨウジョウゴケ |
Frullania ericoides (Nees) Mont. | ミドリヤスデゴケ | |
Frullania muscicola Steph. | カラヤスデゴケ | |
Frullania parvistipula Steph. | ヒメアカヤスデゴケ | |
Heteroscyphus planus (Mitt.) Schiffn. | ツクシウロコゴケ | |
Jamesoniella autumnalis (DC.) Steph. | アキウロコゴケ | |
Jungermannia infusca (Mitt.) Steph. | オオホウキゴケ | |
Lejeunea aquatica Horik. | サワクサリゴケ | |
Lejeunea japonica Mitt. | ヤマトコミミゴケ | |
Macvicaria ulophylla (Steph.) S.Hatt. | チヂミカヤゴケ | |
Marchantia polymorpha L. | ゼニゴケ | |
Metzgeria lindbergii Schiffn. | ヤマトフタマタゴケ | |
Monosolenium tenerum Griff. | ヤワラゼニゴケ | |
Nardia assamica (Mitt.) Amakawa | アカウロコゴケ | |
Pallavicinia levieri Schiffn. | ニセヤハズゴケ | |
Pallavicinia subciliata (Aust.) Steph. | クモノスゴケ | |
Porella grandiloba Lindb. | オオクラマゴケモドキ | |
Radula constricta Steph. | クビレケビラゴケ | |
Trocholejeunea sandvicensis (Gottsche) Mizut. | フルノコゴケ |