選定理由 | 府内での記録が少なく、また近年の生息が確認されていない。 |
---|---|
概要 | 殻は薄く半透明で、右巻である。螺塔は低く、尖らない。殻口が特に大きく広がり、殻口を正面にすると殻表はほとんど見えない。殻長より殻径の方が大きく、成貝は最大で殻径17mmに達する。 |
分布 | 滋賀県と京都府に分布する。府内では疏水と宇治川で記録がある。 ◎府内の分布区域 淀川水系。 |
生態的特性 | 孵化後1年で性成熟し、交尾、産卵は3~4月に行われる。孵化後2か月ほどで産卵をはじめるモノアラガイとくらべると、本種は成熟までの期間が非常に長く、繁殖期が限られているという特徴がある。琵琶湖では、あらゆる底質の湖岸に広く分布している。 |
改訂の理由 | 過去50年以上、発見記録がない。 |
その他 | 日本固有種 |