選定理由 | 低山地に生息するが、比較的新しく記載された種であるため、全国的に記録が少ない。 |
---|---|
形態 | 前種と同様、櫛状ひげが特徴であるがよりやや小さい。上翅の黄色の部分はほぼ翅端まで届く。 |
分布 | ◎府内の分布区域 宇治市、八幡市。 |
生態的特性 | この種は低山地に生息する他種と同時クヌギなどの樹液で見つかる事が多い。スズメバチとの関係についての直接の報告はないが、恐らくスズメバチの巣に依存していると考えられる。 |
生息地の現状 | スズメバチが営巣する土中やウロのある場所が乏しい市街地での生息はむずかしい。 |
改訂の理由 | 府内での記録が少なく、今後の調査を要するため。 |
文献 Soldovnikov (2012)、柴田ほか(2013)
執筆者 伊藤建夫