選定理由 | 分布が限られているうえ、河川の環境悪化により個体数が減少している。 |
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形態 | 腹長44.0~50.0mm、後翅長34.0~38.0mm。腹部第7~9節が横に広がり腹面は黄色い中型のサナエトンボ。腹部第7節背面の黄班が後方に長く伸びるのが特徴。 |
分布 | 長野県、愛知県、滋賀県周辺に分布するが、東北・関東地方にも記録はある。 ◎府内の分布区域 京都府では宇治川に生息している。 |
生態的特性 | 成虫は7月上旬~9月に見られる。未熟期は丘陵地の草むらや雑木の葉上で過ごし、成熟すると水辺へ戻り生殖活動を行う。 |
改訂の理由 | 分布は限定的で、府下の生息地も宇治川だけである。 |
その他 | 日本固有種 |
文献 尾園ほか(2012)、関西トンボ談話会(1974、2006)、山本ほか(2009)
執筆者 田端修