昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
ハネナシセスジキマワリ
Strongylium marseuli Lewis, 1894
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 南方系の沿海性種で、分布は局限される。府内では舞鶴市以外では記録がなく、調査不足である。 |
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形態 | 原色昆虫大図鑑(Ⅱ)甲虫篇(北隆館 1963)PL. 117、No. 4、原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社 1985)PL. 57、No. 12を参照。体長10.0~12.0mm、濃褐~赤褐色。前頭幅は複眼横径の1.4倍。後翅は退化し、肩がまるい。 |
分布 | 本州、四国、九州、種子島、屋久島、対馬。 ◎府内の分布区域 舞鶴市(冠島、沓島、磯葛島、建部山、久田美)。 |
生態的特性 | 後翅を欠き、移動性に制限がある。 |
生息地の現状 | 冠島はよく保全されていて環境上の心配はないが、本土側でどれほど内陸に分布を広げているのか調査が必要。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 高橋敞(補筆修正:水野弘造)