昆虫類
直翅(バッタ)目 ヒバリモドキ科
直翅(バッタ)目 ヒバリモドキ科
ウスモンウミコオロギ(ウスモンナギサスズ)
Caconemobius takarai (Oshiro, 1990)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 従来はウミコオロギと混同されてきたので、十分な情報がない。京都府は日本海側の分布の東限。 |
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形態 | 体色は黒褐色で、光沢がある。ウミコオロギに比べ、体色が薄く、腹背に淡色紋をもつ。より大型。 |
分布 | 本州、四国、九州、伊豆諸島、小笠原諸島、南西諸島。 ◎府内の分布区域 京都府舞鶴市が日本海側の分布の東限。 |
生態的特性 | 海岸の岩礁に生息。垂直面を好み、生息場所からあまり離れない。魚介類の死体に群がる。 |
生息地の現状 | 不明。 |
生存に対する脅威 | 岩礁消失や潮間帯の環境改変。 |
必要な保全対策 | 岩石が積み重なった間隙のある構造を潮間帯に維持する。砂礫で間隙が埋まることを阻止する。 |
その他 | 日本固有種 |