昆虫類膜翅（ハチ）目 ギングチバチ科
ガロアギングチバチ
Crossocerus heydeni nipponis Tsuneki, 1966
| 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 情報不足（DD） |
| 選定理由 | 京都府のほか数県で知られているだけの希少種。絶滅危惧種でもよいが、精査できていないので、準絶滅危惧種としておく。 |
|---|---|
| 形態 | 10.0mm内外の小型のギングチバチ。 |
| 分布 | 京都府、青森、栃木、埼玉、新潟、石川、福井の各県に記録があり、他にサハリン（樺太）にも分布。 ◎府内の分布区域 1930年代に北山、芹生で記録されたのみ。 |
| 生態的特性 | 極めて珍しいギングチバチ。キノコバエ類を狩るとされている。営巣場所は朽木と思われるが、詳細不明。 |
| 必要な保全対策 | 詳細は不明だが、キノコバエ類や営巣場所を提供する自然林ないしは自然度の高い森林の保全が必要。 |
文献 常木（1958）、Tsuneki（1966a）、遠藤（1974）
執筆者 遠藤彰
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