昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 ツツシンクイ科
鞘翅(コウチュウ)目 ツツシンクイ科
ツマグロツツシンクイ
Elateroides dermestoides (Linnaeus, 1761)
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 全国的に見て、産地は自然環境のよく残された地域に限定され、その良い指標となる。 |
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形態 | 原色昆虫大図鑑(Ⅱ)甲虫篇(北隆館 1963)PL. 94、No. 3、原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社 1985)PL. 27、No. 5を参照。体長10.0~20.0mm、体は円筒型で黄褐色、翅端は暗色、オスは頭胸部が黒色、ときに全体が暗化する。触角は短いがオス小顎ひげは特徴ある枝塊状で大きい。 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、シベリア、ヨーロッパ。 ◎府内の分布区域 北桑田郡美山町芦生:水野(1977a)。 |
生態的特性 | 材穿孔性。各種の広葉樹と選択性は広いが、全国的に見て分布は高山、深山。 |
文献 水野(1977b)
執筆者 高橋敞(修正:水野弘造)