昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 タマキノコムシ科
鞘翅(コウチュウ)目 タマキノコムシ科
ババヒゲブトチビシデムシ
Colon babai Nakane, 1983
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 希少種。非常に特異な科の珍奇昆虫で、新潟県、愛知県での記載以後、初めての他産地の記録か。 |
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形態 | 原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)(保育社 1985)PL.42、No. 36を参照。体長3.0mm内外、メス後腿節の内縁中央に歯空孔があり、メス前脛節内縁基部寄りが強くえぐられる。 |
分布 | 本州。 ◎府内の分布区域 舞鶴市高野台(10. ⅷ. 1993, 6. ⅶ. 1997, 荒田弥五郎採集) |
生態的特性 | 本種の生態についてはあまり分かっていないが灯火に飛来することと、同属種がマレーズトラップを含むF. I. T.(フライト・インターセプト・トラップ)によく掛ることから夜間飛行性と思われる。 |
生息地の現状 | 舞鶴市高野台では灯火に飛来した。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 林靖彦、水野弘造、高橋敞