昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
セコブナガキマワリ
Strongylium gibbosipenne Nakane, 1963
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 希少種。京都市左京区鞍馬山がタイプ産地。 |
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形態 | 原色昆虫大図鑑(Ⅱ)甲虫篇(北隆館 1963)PL. 117、No. 6、原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社 1985)PL. 57、No. 16を参照。体長7.0mm、濃褐~黒褐色、頭・前胸背板は藍紫色、上翅は金緑、ときに藍紫色を帯びる。 |
分布 | 本州、九州。 ◎府内の分布区域 美山町芦生:塚本ほか(1993)、京都市左京区鞍馬山(タイプ産地): Nakane(1963c) |
生態的特性 | 詳細は不明。 |
生息地の現状 | 現在まで芦生の森の保全はまず満たされているが、鞍馬では針葉樹の植林化が目立つ。 |
生存に対する脅威 | 具体的脅威は不明。 |
必要な保全対策 | 生態が不明であり、種の保存のためには北山地区の現在の森林環境の保全が望まれる。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 高橋敞